高市総理大臣は30日、イランのペゼシュキアン大統領と電話で会談し、日本関係船舶がホルムズ海峡を通過したことについて「前向きな動きとして受け止めている」と伝えるとともに、「自由で安全な航行」を改めて強く求めた。

両首脳の電話会談は、午後6時25分から約20分間行われた。

その後、記者団の取材に応じた高市総理は、事実上封鎖されているホルムズ海峡を日本関連の原油タンカーが通過したことを会談で取り上げ、「邦人保護の観点からも前向きな動きとして受け止めている」と伝えたことを明らかにした。

その上で、日本やアジア諸国を含む全ての国の船舶について、自由で安全な航行が一日も早く確保されるよう改めて強く求めたとしている。

また、「米国・イラン間の協議が早期に再開され、最終的な合意に至ることを強く期待している」とも伝えた。

ペゼシュキアン大統領からは、今後の見通しも含めてイラン側の考えについて説明があったということで、両首脳は、今後も緊密な意思疎通を続けていくということで一致した。

日本関連の原油タンカーの通過について、高市総理は、「私自身がペゼシュキアン大統領に直接、働きかけを行ってきたほか、茂木外務大臣を中心に、現地の大使館を含めて、イラン側との間で様々な調整を行ってきた」と記者団に説明。

ペルシャ湾内に残る日本関係船舶について、「一日も早いホルムズ海峡通過を実現するためにあらゆる外交努力および調整を積極的に続けていく」と強調した。

一方、外務省は、ペルシャ湾内の日本関係船舶に乗船していた日本人乗組員5人が29日に下船し、30日に帰国したと発表した。

この結果、ペルシャ湾内の日本関係船舶の日本人乗組員の人数は7人になったとしている。

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