先週土曜日、行われた就活イベント。
キャンセル待ちが出るほどの人気の理由をツイセキしました。
先週末、県が主催した就活イベント。
およそ300人の学生と、50社あまりの企業が参加する県主催としては、最大規模の就活イベントです。
対象としているのは、就活を意識し始める大学3年生。
【学生】
「来年就活が始まるのでその不安を解消しに来ました」
【学生】
「自分のやりたいことを少しでも見つけられたらいいなと思います」
『就活イベント』ですが、ちょっとカジュアルな雰囲気。
実は、このイベントでは、スーツでの入場を禁止しています。
そのほか「履歴書不要」、「友達と参加歓迎」など、一般的な就活イベントとは一味違った内容になっています。
【学生】
Q:スーツじゃないのはどうですか?
A:ラフな感じで意見が言いやすい。
【学生】
「ラフに来られて来やすいと思いました」
この就活イベントは、県が広島大学発のスタートアップ企業、「ドットピーク」と共同して企画しました。
【県雇用労働政策課 坂根広晴 主査】
「去年も一昨年もイベント自体はやっていて、イベント会社と一緒にやっていたでも我々。大人が考えると似たようなイベントになって学生のためになっているのかという思いがあった」
今回のイベントには、過去最高の300人以上の参加申し込みがあり、4月上旬には、キャンセル待ちの状態。
【打合せにて…】
「何が参加の決め手だったのを聞きたい」
「確かに聞きたい。去年と比べて申込者数もすごく多いので」
そこには、学生発の企業ならではの工夫がありました。
【ドットピーク 明見優成 社長】
「うちは100人以上の学生とつながりがあるので、接点で就活の進捗や終わった人からは具体的にどんな所で悩んだとか、どういうものが合ったら良かったかなど、ヒアリングはたくさんしました。まずは学生目線で『学生が本当に求めているものは何か』から問いが始まって今回の企画ができた」
当日。
企業のメンバーも集まってきました。
このイベントでは、参加企業の社員が、会社の説明だけではなく、性格診断の結果や自身の体験から、社会人の先輩として、それぞれの学生に適した働き方や職種を一緒に見つけていくという何ともユニークな内容になっています。
【参加企業の社員】
「自己分析や自分が向いている適職を調べるのは初めて参加するイベントになります」
Q:目新しい?
A:目新しいです。
【参加企業の社員】
「いろいろな子たちに合わせてこんな部署もあるという。うちの会社だけではなくてこういう職種があるという話が出来たらいいかなと思っています」
【参加企業の社員】
「きょうは会社の魅力や広島県で働く良さや魅力を伝えられたらと思います」
Q:責任重大ですね?
A:責任重大です。
【ドットピーク 明見優成 社長】
「民間のイベントだと、まずは企業が伝えたい事を伝えるというイベントが多い。今回は学生が伝えて欲しい事を伝えてもらうイベントにしているので、企業も参加する上でのハードルがいつもよりは高いかもしれないが、実際のユーザー満足度は上がると思う」
このイベントでは、企業のブースを学生が選んで訪問する一般的な形式ではなく、学生が企業のテーブルに移動して交流するシステムになっています。
【参加企業の社員】
「自社の企業説明というよりは、この学生は今こうだからたぶんこういうことも考えられるのではないかなと自分なりに考えながら伝えるようにはしている」
【学生】
「いろいろな話を聞いていてこういう(心理分析)を使ってやるのがMDTIとか初めて見た。リアセットとか自分の心理テストみたいで楽しいです」
【学生】
「こんな感じで資料をもらって、どういう業界があるのかその業界がどんなことをするのかが前より分かるようになりました」
【参加企業の社員】
「就活を始めたばかりの子が多いので、企業を探す時にどういうふうに探せばいいかという質問が多いと思う」
Q:(学生へ)何が聞いてみたい?
(学生)A:これからの就活に向けてどういうことをしていけばいいのか。まだ何も分からないので先輩にいろいろ聞いていきたいと思います」
企業と行政がタッグを組んで、「学生たちの知りたい」に応えていく、これまでにない、新たな就活イベント。
【県雇用労働政策課 坂根広晴 主査】
「広島県主催の就活イベントでこれだけの大学生が集まってくれることはないと思っています。広島県始まって以来じゃないかなと思っています。学生が知りたいことがうまく届けられているということが今回よく分かりました」
大学3年生の就活は、スタートしたばかり。
「自分は何をやりたいのか」。
就職活動を通して、学生たちが、自分と向き合う、大切な時間が始まります。