特集です。ガラスについた傷。これは「飛び石」で、車のフロントガラスについた傷なんです。ゴールデンウィーク中のお出かけに欠かせない、車での移動。取材して意外に多いことがわかった「飛び石」の発生原因や対策を取材しました。
(江川琴実記者)
「こちら私の自家用車なのですが、高速を走っていたらバチンと大きな音がしました、こちらを見てみると、石のようなものが当たったのかフロントガラスにヒビが入っています」
夜間の走行中に音がして翌朝確認するとヒビが入っていました。
宮崎県宮崎市の自動車ガラス修理専門店、宮崎オートガラスです。
(宮崎オートガラス 柴省吾さん)
「およそ1日10台ぐらい、多いときは20台とか(修理や相談があります)」
2025年に、この店で扱ったおよそ3カ月分の見積書を見せていただくと、「飛び石」によるガラスのヒビ割れの相談は毎日寄せられています。その中でも特に多いのがフロントガラスの全面交換に至る「飛び石」での相談です。
(宮崎オートガラス 柴省吾さん)
「最初はものすごく小さい傷だったのに、後からちょっとずつ(傷が)伸びていていつのまにか端っこまで(傷が)いってましたというのが多いと思います」
最初は小さい傷である場合が多く、それが広がるのを防ぐのが「ウインドリペア」です。
(宮崎オートガラス 柴省吾さん)
「亀裂の部分から液剤を流し込んでいくんですけど、それが終わったら表面の傷を平らにするという作業が最後です」
傷が小さいうちに修理することで、安全の確保だけでなく、出費を抑えることにもつながります。
(宮崎オートガラス 柴省吾さん)
「100円玉くらいの隠れる大きさのヒビの修理であれば1万8000円の消費税とさせていただいております。(傷が大きくなり)フロントガラスの交換となると、高いものになると大体20万円、30万円としてしまいます」
修理代も高額になりかねない飛び石。そもそも、なぜ道路で小石が飛んでくるのでしょうか。
(JAF宮崎支部 三善博昭さん)
「タイヤの溝にすっぽりと小石が挟まってしまっているという状況ですね」
JAF宮崎支部によりますと、主な原因はタイヤの溝に挟まった小石です。
(JAF宮崎支部三善博昭さん)
「手で取れるようなものは、高速を走っているときに他の物を踏んだりとかいろいろな条件で、何かの拍子で外れて後ろの方に飛んでいく」
また、タイヤに挟まったものだけでなく、道路上の小石が巻き上がって飛び石になることもあります。特にトラックなどの大型車の周囲は注意が必要です。
(JAF宮崎支部 三善博昭さん)
「大型車はタイヤが大きいですので、その分溝も大きく、小石を巻き上げる可能性が高いですし、泥除けがついていない場合もあるので、大型車の周りは注意して運転する必要があると思います」
飛び石を完全に防ぐ方法はありませんが、リスクを下げる運転は可能です。
(JAF宮崎支部 三善博昭さん)
「十分な車間距離をとってもらうことで、飛び石のリスクを下げることができると思います。それから適切なスピード。あまりスピードが高いと飛び石を受ける可能性も高くなるので、適切なスピードで運転することもリスクを下げる運転として挙げられると思います」
周りに被害を与えないために、事前にできることもあります。
(JAF宮崎支部 三善博昭さん)
「運転前に、自分のタイヤに小石が挟まっていないかチェックすることも大事だと思います」
安全と周囲に配慮した運転が、飛び石のリスクを下げることにつながりそうです。そして飛び石で車のフロントガラスにヒビが入った場合は、大きさに関わらず早めに修理した方がよさそうです。