アイヌ施策担当の黄川田大臣は28日、イギリスの自然史博物館が保管しているアイヌ民族の遺骨7体が5月5日に返還されると発表した。
北海道アイヌ協会の関係者とともに黄川田大臣が5月4日から3日間の日程でイギリスを訪問し、現地時間の5日に開かれる返還式典に出席して遺骨を直接受け取る。
今回返還されるのは、北海道八雲町や森町などで発掘・発見された7体の遺骨。
返還後は、アイヌ文化の復興・創造等の拠点かつ民族共生の象徴として政府が設立した北海道白老町の「ウポポイ」内の慰霊施設に、アイヌの人々による受け入れ体制が整うまでの間、安置される。
黄川田大臣は、「現地で実際に返還を受けるまで、気を引き締めて臨みたい。政府においては引き続き、アイヌの方々による尊厳ある慰霊の実現を図っていきたい」と強調した。