東京大学大学院の元教授らに高級クラブなどで接待をしたとして、贈賄の罪に問われている一般社団法人の代表理事の男に、検察側は懲役1年2カ月を求刑しました。
「日本化粧品協会」の代表理事・引地功一被告(52)は、東大大学院の元教授・佐藤伸一被告(62)らに共同研究で便宜を図ってもらう見返りに、高級クラブや風俗店で約380万円の接待をしたとして、贈賄の罪に問われています。
23日の初公判で、引地被告は「教授の絶対的権力の前で断ることができなかった」、「断れば研究を止められ、接待を続けるしかなかった」と述べ、起訴内容を認めました。
検察側は、「教授らと緊密な関係を築いた計画的で悪質な犯行」として、懲役1年2カ月を求刑しました。
一方、佐藤被告とともに収賄の罪に問われている元特任准教授の吉崎歩被告(46)の初公判も行われ、起訴内容について間違いないか問われると、「ございません」と述べ、認めました。