プレスリリース配信元:ナイル株式会社
不安を感じた方の51.2%で実際にトラブルが発生
車買取の専門メディア「車買取ジャーナル」を運営するナイル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高橋 飛翔、以下ナイル)は、2025年4月~2026年3月の1年間に車を買い替えた全国の男女488人のうち、車を売却した231人を対象に、車買取に対する意識と実態についてインターネット調査を実施しましたので、結果をお知らせいたします。

■調査結果サマリー
- 売却の満足度は「満足・やや満足」が32.5%にとどまり、「不満・やや不満」が26.0%
- 不満理由のトップは「査定の根拠・計算が不透明」で66%
- 車売却経験者の53.3%(123人)が事前に買取に対して不安を感じていた
- 不安を感じていた123人のうち51.2%(63人)で、実際に不安が現実となった
■調査背景
近年、中古車販売・買取業界では、一部の悪質な業者による不祥事や詐欺事件が報じられています。こうした報道があるたびに、真面目に事業を行っている多くの買取業者までもが同列に扱われ、「中古車業界は不安」「売却が怖い」と感じるユーザーが増えている現状があります。
一方で編集部では、日々業界関係者への取材や現場の声に触れるなかで、大多数の事業者がコンプライアンスを遵守し、顧客の不安に真正面から向き合っている実態も強く感じてきました。
そこで本調査では、実際に車を売却した方々を対象に、売却後の満足度とその理由、また売却前に感じていた不安とその現実化について調査を実施しました。数字と事実をもって車買取市場の実像を可視化することを目的としています。
■調査概要
- 調査対象:全国の男女231人(2025年4月~2026年3月の1年間に車を買い替え、以前の車を売却した方)
- 調査期間:2026年4月9日~4月15日
- 有効回答数:231人
- 調査方法:インターネット調査(調査ツールFreeasy使用)
売却の満足度は「満足・やや満足」が32.5%
Q1:今回の売却について、満足度を教えてください。

- 満足 17人(7.4%)
- やや満足 58人(25.1%)
- どちらとも言えない 96人(41.6%)
- やや不満 50人(21.7%)
- 不満 10人(4.3%)
車を売却した231人全員に対し満足度を聞いたところ、「満足」と「やや満足」を合わせて75人(32.5%)が肯定的な評価をした一方で、「不満」と「やや不満」を合わせて60人(26.0%)が否定的な評価をしました。「どちらとも言えない」が96人(41.6%)と最も多く、明確に満足と評価した方は3割程度にとどまりました。
満足度が低い結果となっており、車買取市場における取引の質や透明性に課題があることがうかがえます。
不満理由のトップは「査定の根拠・計算が不透明」で66%
Q2:満足度が低い理由を教えてください。(複数回答)

売却に「不満」「やや不満」と回答した60人に満足度が低い理由を聞いたところ(複数回答可)、以下の結果となりました。(有効回答数50人)
- 査定の根拠・計算が不透明で最終的な売却額に納得できなかった 33人(66%)
- 二重査定で査定額を引き下げられた 24人(48%)
- 業者からの圧力があった 20人(40%)
- 個人情報の取り扱いに不信感を覚えた 20人(40%)
- 売却までの手続きが大変だった 20人(40%)
- 代金がきちんと払われなかった 8人(16%)
「査定の根拠・計算が不透明で最終的な売却額に納得できなかった」が33人(66%)でトップとなり、価格の透明性が満足度に大きく影響していることがわかりました。
次いで「二重査定で査定額を引き下げられた」が24人(48%)と高い割合を占めています。二重査定は契約後に査定額を一方的に引き下げる行為であり、本来あってはならない対応です。約半数の不満足者がこの問題に直面している実態は、業界として看過できない課題と言えます。
また、「業者からの圧力があった」(20人、40%)、「個人情報の取り扱いに不信感を覚えた」(20人、40%)、「売却までの手続きが大変だった」(20人、40%)がそれぞれ40%を占めています。手続きの煩雑さは業界全体で効率化が進んでいる中での不満であり、さらなるサービス改善が求められます。
さらに深刻なのは、「代金がきちんと払われなかった」が8人(16%)存在することです。これは明らかに悪質な業者による被害であり、消費者保護の観点から看過できない問題です。
これらの結果は、一部ではなく、不満を感じた消費者の実に多くが、何らかの不適切な対応を経験している実態を示しており、車買取市場における業者の質のばらつきが極めて大きいことを浮き彫りにしています。
満足した方の声:査定根拠の明確さと丁寧な対応が評価
一方で、売却に「満足」「やや満足」と回答した方からは、以下のような声が寄せられています。
- 「査定の根拠が明示されて適正な金額だったから」(37歳・男性・栃木県)
- 「査定の根拠の説明がわかりやすかったから」(39歳・男性・埼玉県)
- 「特に不安に思うこともなく、スムーズに手続きが行えたから」(46歳・男性・東京都)
- 「買取の値段は安かったけどスタッフさん達の気遣いや気配りがすごい良かった。もう少し高く売れれば満足だったけど心優しい対応が良かった」(50歳・女性・岩手県)
- 「走行距離がかなりあったに関わらず、嬉しい値段で買い取って下さって、スタッフの方の対応も良く、また利用したいなと思いました」(47歳・女性・岡山県)
査定根拠の明確な説明や、丁寧な接客対応が満足度向上につながっていることがわかります。また、価格だけでなく、スタッフの対応や手続きのスムーズさも重要な評価ポイントとなっています。
53.3%が事前に不安を感じていた
Q3:車を売却する前に「買取」に対して不安を感じていましたか?

- 不安を感じていた 123人(53.3%)
- 不安を感じていなかった 108人(46.8%)
車を売却した231人に対し、売却前に買取に対して不安を感じていたかを聞いたところ、「不安を感じていた」が123人(53.3%)という結果になりました。売却経験者の半数以上が事前に何らかの不安を抱えていたことがわかります。
なお、性別で見ると、男性の不安率は56.6%(77人/136人)、女性の不安率は48.4%(46人/95人)で、男性の方がやや高い傾向が見られました。
不安の内容は「査定額が期待より低い」が66.7%でトップ
Q4:どのような点に不安を感じていましたか?(複数回答)

- 査定額が期待より低くなるのではないか 82人(66.7%)
- 売却までの手続きが大変なのではないか 53人(43.1%)
- 二重査定で大幅に減額されるのではないか 54人(43.9%)
- 業者からの圧力があるのではないか 37人(30.1%)
- 個人情報が不適切に扱われるのではないか 35人(28.5%)
- 代金がきちんと払われるのか 26人(21.1%)
- その他 1人(0.8%)
不安を感じていた123人に対し、具体的にどのような点に不安を感じていたかを聞いたところ(複数回答可)、「査定額が期待より低くなるのではないか」が82人(66.7%)で最も多い結果となりました。
次いで「二重査定で大幅に減額されるのではないか」が54人(43.9%)、「売却までの手続きが大変なのではないか」が53人(43.1%)と続き、価格面での不安が特に大きいことがうかがえます。
また、「業者からの圧力があるのではないか」(30.1%)、「個人情報が不適切に扱われるのではないか」(28.5%)といった、業者の対応や信頼性に関する不安も一定数見られました。
不安を感じた方の51.2%で実際に不安が現実となった
Q5:実際に売却してみて、事前に不安に思っていたことは起きましたか?

- 起きた 63人(51.2%)
- 起きなかった 60人(48.8%)
不安を感じていた123人に対し、実際に売却してみて不安が現実となったかを聞いたところ、「起きた」が63人(51.2%)、「起きなかった」が60人(48.8%)という結果になりました。
事前に不安を感じていても、その半数以上で実際に問題が発生していることから、単に「警戒する」だけでは不十分であり、消費者にとって信頼できる業者を見極めることが難しい状況にあることがうかがえます。
この結果は、車買取市場において業者選択の難しさという構造的な課題が存在していることを示しています。
調査を終えて
本調査の結果から、車買取市場においては、売却経験者の半数以上が事前に不安を感じており、そのうちの半数で実際に不安が現実となっていることが明らかになりました。
特に、「査定の根拠・計算が不透明」という点が、不安の段階でも実際の不満理由でも上位に挙がっており、価格の透明性が消費者にとって最も重要な要素であることがうかがえます。
一方で、満足した方の声からは、査定根拠を明確に説明し、丁寧な対応を行う業者も存在していることがわかりました。売却の満足度は32.5%にとどまる一方で、不満は26.0%、どちらとも言えないが41.6%という結果から、適切なサービスを提供する業者と課題を抱える業者の二極化が進んでいる実態が浮き彫りとなりました。
車買取ジャーナルでは、今後も一部の事例だけで業界全体が語られてしまう状況を避けるべく、事実とデータに基づいた情報発信を通じて、ユーザーが安心して車を売却できる環境づくりに寄与してまいります。 また、査定根拠を明確に説明し、丁寧な対応を行う誠実な業者を積極的に紹介することで、消費者が信頼できる業者を選択できる環境づくりにも貢献してまいります。
運営
■車買取ジャーナル車買取ジャーナルは、自動車買取業界の今を伝える専門メディアです。信頼できる業者の取材記事や市場動向、売却に役立つ知識を中立・実用的な視点で情報を発信しています。
URL: https://kai.carmo-kun.jp/journal/

■ナイル株式会社
所在地:東京都品川区東五反田1-24-2 JRE東五反田一丁目ビル7F
設立:2007年1月15日
代表者:代表取締役社長 高橋 飛翔
事業内容:自動車産業DX事業、ホリゾンタルDX事業
公式サイト:https://nyle.co.jp/
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