4月22日午後、岩手県大槌町の2ヵ所で発生した山林火災は、現在(23日午前11時30分時点)も延焼が続いています。
一夜明け、被害の状況が徐々に明らかになっています。
22日午後、大槌町の小鎚地区と吉里吉里地区周辺で確認された山林火災。
増子智絵美記者
「午前4時です。対岸の山では煙とともに現在も火が燃え広がっていて、こちら側にも焦げた臭いが漂っています」
町と県のまとめによりますと、23日午前6時の時点で、小鎚地区で約23haを、吉里吉里地区周辺で約178haを焼き、どちらも延焼中です。
火事の影響で、避難所で転倒した女性1人が軽いけがをしています。
また小鎚地区では、住宅1棟を含む7棟が全焼したとみられています。
町は吉里吉里地区などの900世帯に避難指示を発令していて、午前6時の時点で町内3ヵ所の避難所に219人が身を寄せています。
大槌町には3日前(4月20日)に、三陸沖で発生した地震により現在(23日午前11時30分時点)も後発地震注意情報が発表されています。
町民からは「地震・津波・そして今度は山火事、災害が多い」「不安は感じるが、しょうがないと言えばしょうがない。鎮火することを祈るしかない」などの声が聞かれました。
現在(23日午前11時30分時点)も消防などによる懸命の消火活動が続いています。