【篠塚和典も驚いた 関東にとどろく“怪物・江川”伝説】
遠藤:
2年生の秋の栃木大会と関東大会ですが、公式戦7試合で無失点。

[ 作新学院2年(1972年) 秋季関東大会 栃木県予選
1回戦 14 - 0 那須 5回無安打無失点
準々決勝 4 - 0 足利工 9回2安打無失点
準決勝 9 - 0 宇都宮学園 6回2安打無失点
決勝 7 - 0 烏山 9回2安打無失点 ]
徳光:
これもすごいな。
遠藤:
これでセンバツ出場を決めたという。

[ 作新学院2年(1972年) 秋季関東大会
準々決勝 10 - 0 東農大二 6回1安打無失点
準決勝 4 - 0 銚子商 9回1安打無失点
決勝 6 - 0 横浜 9回4安打無失点 ]
江川:
そうですか。7試合無失点。
遠藤:
7試合連続でずっと…
江川:
普通ですよね。
遠藤:
普通じゃないですよ。
江川:
無安打じゃないでしょ。
遠藤:
これでセンバツに。
徳光:
初めて選ばれるのか。
江川:
横浜高校というところに関東大会で勝ったんですね。
徳光:
横浜の渡辺監督が、「あんな選手は見たことがない」って。
渡辺さんにラジオでインタビューした時に、「江川さんの第1印象は」って言ったら、「こんな高校生は今後も現れないだろう」っていう話をされて。

[ 渡辺元智(81):
1968年、24歳で横浜高校監督に就任。甲子園5度の優勝に導く。主な教え子に、愛甲猛、松坂大輔、涌井秀章、筒香嘉智など ]
江川:
松坂(大輔)君がちゃんと出ましたから。
徳光:
いやでも、松坂の話は知ってて言ってるわけですよ。
遠藤:
当時まだ中学生だった篠塚和典さん(銚子商)が見ていて、その時の印象を語ってくださっていました。

2024年7月9日放送:
遠藤:
中学生の時に、作新学院の江川卓投手を目撃したというふうに?
篠塚和典:
僕が中学3年で、江川さんが高校2年ですよね。
徳光:
年齢差はね。
篠塚:
(江川が)来て、銚子商とやるから、野球部は見に行けって。24三振ですよ。
徳光:
27アウトの中で?
篠塚:
前に3つしか飛ばなかったんです。
僕は高校(銚子商)入って、1年の時に春の関東大会で江川さんと当たったんですよ。
徳光:
どうでした?
篠塚:
僕は(ヒットを)1本打ったんです。
終わって今度、練習試合でわれわれが作新に行って、その時も打ったんですよ。
徳光:
江川さんから。
篠塚:
本当に、一番最初にバッターボックス入って、タイミングを取った時に、自分がテイクバックして「行こうかな」と思った時にもうズドーンって入ってきました。
江川:
これは遅い時ですよね。テイクバックできてるからね。
でも篠塚さんは印象に残っているんですよ。
1年生って、たぶん1年生の人にヒットを打たれたことないので、高校生の時は。
いいセンスしてるなこの子はと思って。体がちょっと細かったんで。
だからプロ野球に行くんだろうかって。体だけはちょっと細かったから。
技術はあるなと思ってましたね。
徳光:
そうですか。

江川:
1年生って、印象に残った人は彼しかいないので。
徳光:
これは篠塚さん喜ぶね。
「覚えてないかもしれませんけど」って言ってましたからね。
江川:
いやいや。
