平安時代から伝わる、食材に手を触れることなく包丁とはしでさばく儀式「式包丁」が4月14日、浅口市の高校で披露されました。
厳かな雰囲気の中で、直接手で触れることなく魚をさばいていきます。平安時代から伝わる「式包丁」、食を清め感謝する伝統の儀式です。浅口市のおかやま山陽高校調理科の2年生が和食の調理実習をスタートさせるのに併せて毎年、この時期に特別授業として行われています。
儀式を披露したのは、浅口市内で日本料理店を営み、高校で講師を務める山本八朗さんです。2025年の大阪・関西万博でも披露したというこの式包丁、県内で行えるのは2人だけということで、生徒たちは興味深そうに一つ一つの所作に見入っていました。
(生徒は…)
「神聖なものを感じて和の昔ながらの切り方などを見ることができて珍しい経験ができた」
「今回初めて目の前でやっている所を見ることができてすごく良かった」
(おかやま山陽高校 山本八朗和食専任講師)
「(生徒たちには)食材を大切にすることと、生きたものを殺して食べるので感謝の気持ちを持ってもらいたい」
食材への感謝の気持ちを新たにした生徒たち。高校で様々な料理を学び、料理人の道を目指すということです。