小学6年生の安達結希さん(11)が行方不明となり3週間となる13日、捜索活動が続く京都府南丹市の山中から、子どもとみられる遺体が発見された。
警察は遺体の身元の確認を進めているが、フジテレビの平松解説副委員長はフジテレビの番組で、「どこかで恐らく事件に巻き込まれて亡くなって、13日遺体が見つかった現場に放置されたのではないかなと思います」と話した。
3月23日、安達さんは父親が運転する車で卒業式に参加するため小学校の敷地内に送り届けられ、その後忽然と姿を消したという。
周辺の防犯カメラにはその姿は映っておらず、バスや電車を使った形跡もなく、目撃証言もなかった事から、捜索活動は難航した。
そして行方不明となってから6日後の3月29日、小学校から約3km離れた峠道で、親族が安達さんの黄色い通学カバンを発見した。
その前日を含め、付近を消防団が捜索した際にはカバンは見つからなかったという。
発見の経緯や、発見場所の不自然さに地元住民から疑問の声が上がるなか、警察はカバン発見現場近くの池も捜索。7日には安達さんの自宅近くの山を捜索した。
19日目となる4月10日には、警察は前日に続いて小学校から自宅のある方向へ約6キロ離れた山中に規制線を張って捜索。
小学校では、安全管理のために、これまで原則禁止であった緊急用の携帯電話などの持ち込みが許可されたという。
そして4月12日には、当日に安達さんが履いていたとみられる靴が見つかった。発見場所は、小学校から約6km離れていて、3月29日に通学かばんが見つかった山からも5kmほど離れた山中。
現場周辺では、4日前から警察が規制線を設けて捜索活動を続けていた。
13日には、小学校から南西に2kmほど離れた山林で、あお向けに倒れた状態の小柄な遺体が見つかった。濃紺のフリースにベージュの長ズボン姿で、靴ははいていなかったという。
身元は明らかになっていないが、安達さんの情報提供を呼び掛けるチラシにある服装と特徴が似ている。捜査関係者によると、遺体は子どもとみられるということだ。
平松解説副委員長は、通学用かばんと靴が見つかった現場、子どもの遺体が見つかった現場がそれぞれ離れていることについて、「遺体は靴を履いていなかったということで、子どもが裸足で山林を歩くということは想像できませんから、どこかで恐らく事件に巻き込まれて亡くなって、13日遺体が見つかった現場に放置されたのではないかなと思います。その後おそらく通学かばんと靴が見つかった場所にそれぞれが捨てられたと考えられる。そうすると捜査のかく乱を目的としたものではないか、もしくは証拠隠滅のためではないかと考えられる」と推測する。
また今後の捜査について、「遺体が見つかったので、きょうにも司法解剖が行われます。その際、第三者の関与がうかがわれるような付着物があるかも知れない。そうすると事件捜査の意味では加速度的に動くのではないかという気がする」と話した。
