最近も朝晩は冷え込んでいますが、春先の「霜」による果樹への被害を未然に防ぐための会議が4月9日、岩手県北上市で開かれました。
県やJAの担当者が対策を確認しました。
9日の会議には、県の職員やJAの園芸担当者などが出席しました。
果樹の生育を巡っては、近年、温暖化の影響で開花が早まっていて、この時期は霜や低温の被害「凍霜害(とうそうがい)」のリスクが高まっています。
県内では3月の平均気温が例年より高かった2023年に深刻な凍霜害が発生し、リンゴを中心に13億円余りの被害を受けました。
県などによりますと、2026年も3月の平均気温が例年より高く、リンゴの主力品種「ふじ」については開花が例年と比べて、1週間ほど早まる見通しとなっています。
盛岡市では9日、一部のリンゴ農家で霜の被害が確認されているということで、会議では上空の温かい空気を地表に送り込む「防霜ファン」の活用や、木に水をまいて霜がつくのを防ぐといった対策を確認しました。
県農林水産部 高橋真博農政担当技監
「果樹の生育には大変重要な時期なので、あらかじめ皆さんには事前の対策をしっかり行ってほしい」
県は、ホームページなどで随時凍霜害対策を発信する方針です。