国土交通省は2026年度四国地方整備局予算の香川県関係の事業概要を発表しました。当初予算額は前の年度より9%増の約533億7600万円です(前年度は489億8700万円)。

主な新規事業では、高台にあり、霧の影響を受けやすい高松空港に、電波を使って航空機を誘導する装置を導入する「高松空港ILS高カテゴリー化事業」に2億5400万円を盛り込んでいます。総事業費は約54億7000万円を想定し、2033年度の完成を目指します。

県によりますと現在、高松空港では着陸時に滑走路の視距離が550メートル以上であることに加え、地上60メートルで滑走路や灯火が見えない場合は、着陸をやり直す必要がありますが、この装置が導入されると視距離が50メートル以上であれば霧で見通しが悪い時も自動操縦で安全に着陸ができるということです。

四国地方整備局によりますと、高松空港では濃霧の影響で年平均で20便以上の欠航と、10便以上の遅れなどが発生しているということです。

池田豊人知事は「長年、高松空港においては、霧などによるダイバートや欠航などの課題がありましたが、新規事業として採択されたことによって、ようやく解決に向けて具体的に取り組まれていくことを大変喜ばしく思います。今後は、早期の完成に向けて、国と協力して取り組んでいきたい」とのコメントを発表しています。

また、主な補助事業では県が整備を進める高松空港連絡道路の一部区間(中間南工区)の700メートルで行う調査設計事業を補助します。

空港連絡道路は高松空港と高松自動車道の高松西インターチェンジを結ぶ約9キロで、空港と高速道路の直結を目指して、工事が進められています。


◆あなたのまちの道路や川などはどうなるの? 2026年度の計画を詳しく(以下、発表資料より)

・土器川 土器・飯野地区引堤事業(丸亀市)
・土器川 飯野上流地区堤防拡幅事業(丸亀市)

・土器川 炭所地区河道掘削事業(まんのう町)
・本津川大規模特定河川事業(高松市)

・弘田川大規模特定河川事業(多度津町)
・河川総合開発事業 湊川 五名ダム再開発(東かがわ市)

・治水ダム等建設事業 綾川 長柄ダム再開発(綾川町)
・明神川(蒲生)事業間連携砂防等事業(小豆島町)


・大木戸川まちづくり連携砂防等事業(土庄町)
・寺町ポンプ排水区大規模雨水処理施設整備事業(さぬき市)


・網の浦・川東排水区大規模雨水処理施設整備事業(宇多津町)
・国道11号 大内白鳥バイパス(東かがわ市)

・国道11号 豊中観音寺拡幅(三豊市~観音寺市)
・国道11号 本山橋橋梁架替(三豊市~観音寺市)

・国道32号 戸川視距改良(三豊市)
・国道11号 牟礼地区電線共同溝(高松市)

・国道11号 三豊市豊中町地区 附属物修繕(三豊市)
・高松環状道路・高松空港連絡道路 主要地方道 円座香南線(香南工区)(高松市)

高松環状道路主要地方道 円座香南線(中間南工区)(高松市)
※高松空港連絡道路
高松港朝日地区複合一貫輸送ターミナル整備事業(高松市)

・高松空港ILS高カテゴリー化事業(高松市)

岡山放送
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