人命救助に当たる覚悟を示す『鬼の関門』を突破した88人が消防士を目指します。
益城町にある熊本県消防学校で8日、入校式がありました。
(熊本地震や豪雨災害の犠牲者に黙とう)
熊本県消防学校には今年度、県内の12消防本部に採用された18歳から26歳までの88人が入校しました。
凛々しい返事や敬礼など規律正しい動きを見せる学生たちですが・・・。
【学生】
「おはようございます。菊池広域連合消防本部からまいりました。よろしくお願いします」
【教官】
「もっと声を出せ!やり直し!」
(7日 午前7時半すぎ)
寮に入るため、7日に初めて学校を訪れた学生たちを待ち構えていたのは、20年以上の伝統がある熊本県消防学校の『鬼の関門』です。
【熊本県消防学校 岩木 利仁 副校長】
「消防学校を卒業したら、現場で第一線で人命救助に当たらないといけない。その覚悟として、あいさつと規律を教官に見せ、合格した者だけが入寮できるのが『鬼の関門』」
(学生と教官のやり取り)
声量・服装・姿勢など合格が出るまでやり直す。
【平岡 大醒さん】
「厳しくて、思ったより声も出なくて不安だが、立派な消防士になれるように頑張っていきます」
【中林 春風さん】
「4回目で合格した。〈すごい所に来た〉という実感と、それでも最後まで頑張って立派な消防士になれるよう頑張っていきたい」
『鬼の関門』を突破し、迎えた8日の入校式。
松山 正宣 校長が「〈身をていして、全力で住民の生命、身体及び財産を守る〉職責を果たすこと」と式辞を述べました。
【学生代表 朝倉 陸大さん】
「消防の基本を習得し、県民の信頼に応えられる消防職員になることをここに誓います」
【岩本 美咲さん】
「小学6年生の時に経験した熊本地震で、心が落ち込んでいたときに消防士が『大丈夫だよ』と声をかけてくれたのがきっかけで消防士を志した」
【林 大賀さん】
「自分に負けないように頑張りたい」学生たちはおよそ5カ月間、専門知識を学び、厳しい訓練を受けます。
(鬼の関門の様子)
「もっと声を出せ!やり直し」~ワイプ~