超高齢化社会のなか、日本人の平均寿命と健康寿命にはおよそ10年の差が生まれています。その健康寿命を伸ばし、「元気で長生き」を目指す研究拠点を、東北大学が立ち上げました。

東北大学が立ち上げたのは「ヘルススパン研究センター」です。
ヘルススパンとは、健康寿命のことで、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」、つまりは、元気に生きている期間のことを指します。

現在、日本ではこの健康寿命と実際に生きている期間=平均寿命の差が男性でおよそ8.5年、女性で11.6年あり、東北大学は「多くの人が人生の最期におよそ10年の不自由な期間を過ごしていて、これが個人の生活の質の低下と家族や社会の大きな負担になっている」と指摘しています。

東北大学 富永悌二学長
「疾病克服だけでなく、いかに健康に寿命を延ばすか国民のニーズも非常に大きい。」

研究センターでは、健康寿命を延ばして平均寿命との差を縮め、「元気で長生き」の実現を医学的・科学的に研究するということです。
具体的には様々なデータから老化の指標=バイオマーカーを見つける研究や、免疫や炎症、代謝のバランスを整える研究などを挙げ、新たな技術を作り出して社会に広げていきたいとしています。

仙台放送
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