福岡県直方市の男性係長が自殺したのは市が安全配慮を怠ったことが原因だとして、遺族が市に損害賠償を求める訴えを起こしました。

訴えによりますと2015年、直方市の商工観光課で係長を務めていた当時44歳の男性がうつ病を発症して自殺しました。

男性の妻は、男性が異動直後で仕事に慣れない中、上司からの叱責や部下の非協力的な態度で精神的に追い詰められたと主張し、市が安全配慮を怠り自殺につながったとして約9200万円の損害賠償の支払いを求めています。

福岡地裁は去年12月、自殺を公務災害と認めなかった地方公務員災害補償基金の処分を取り消す判決を出していて、基金側が控訴しています。

今回の提訴について直方市は、「内容を十分に精査した上で適切に対応する」としています。

テレビ西日本
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