アメリカとイランの停戦交渉の見通しについてワシントンから林記者の中継です。
林英美記者:
アメリカメディアは、今回の停戦について、トランプ大統領が掲げていた目標が達成されることなく戦争が終結するか、不安定な停戦状況に陥る可能性があると指摘しています。
トランプ大統領は、イランが提示している10項目の提案について「交渉の実現可能な基盤であると信じている」と受け入れる姿勢を示し、2週間で合意を最終決定できるとの考えを示しています。
しかし、10項目にはイランのウラン濃縮の容認などが含まれていて、トランプ政権の「イランの核兵器保有を阻止する」という最大の目的が、達成されないまま終わる可能性を意味しています。
また、アメリカメディアはイスラエルのネタニヤフ首相がトランプ大統領に対し、イランが大幅な譲歩をしない限り、提案を拒否するよう促していましたが、バンス副大統領らは合意可能なら受け入れるよう助言したと伝えています。
イスラエルとトランプ政権の見解の不一致が浮き彫りになっていて今後2週間の交渉に影響するか注目されます。