一帯が炎に覆われた町。
2025年11月、大分市佐賀関で起きた大規模火災の最前線で消火に当たった消防隊員が記録した映像です。
あまりの火の勢いに緊迫する現場。
FNNが取材したのは当時、現場で総指揮を執っていた大分市消防局東消防署の署長、定野浩之さんです。
明かされたのは当時の緊迫した状況です。
現場で総指揮 東消防署署長(当時)・定野浩之さん:
住宅が密集している地域は火柱が数十メートルに昇って。
当時、最大瞬間風速は10メートル程度だったとみられ、舞い上がった火の粉によって被害が拡大していったといいます。
現場で総指揮 東消防署署長(当時)・定野浩之さん:
風が強くてなかなか近づけない。どこを先に手をつけていいか。いろいろ火災を経験しているんですけど、そういう私でも恐怖心はありました。
火災発生の翌日、かつてののどかな港町は一変していました。
焼き尽くされた建物。
狭い道路には無数のホースが張り巡らされています。
100人以上の消防隊員や消防団員が懸命な消火活動を行い、発生から17日、建物196棟を焼きようやく鎮火に至りました。
現場で総指揮 東消防署署長(当時)・定野浩之さん:
残念ながら1名の方が亡くなってしまったんですけど、残りの住民の方は全て避難したということで、それが一番の私たちの活動の上で大事(なこと)だったと思っています。