匿名性の高いアプリなどでつながり、実態解明が難しいとされる「匿名・流動型犯罪グループ」、“トクリュウ”対策を強化しようと、仙台中央警察署に新たな課が設置されました。
新たに設置されたのは「匿名・流動型犯罪グループ特別捜査課」です。
4月2日の開設式では、佐々木金美署長が「より高度で戦略的な捜査で、それぞれの能力を最大限に発揮してほしい」と訓示しました。
匿名・流動型犯罪グループ、「トクリュウ」は、秘匿性の高いアプリなどを通じて強盗や特殊詐欺などの犯罪を組織的に行う集団で、全国的に対策強化が進められています。
仙台中央署が管轄する国分町などでは、県内外から集まった“トクリュウ”による特殊詐欺や客引き行為、女性を性風俗店にあっせんして違法な報酬を得るスカウトなどが、増加傾向にあるということです。
仙台中央警察署 匿名・流動型犯罪グループ特別捜査課 村上吏課長
「関係部署や行政機関と連携して総合対策を推進して、犯罪組織の壊滅と国分町地区の浄化を図っていきたいと思います」
県警は新たな課の所属人数など詳細な態勢を非公開としていますが、組織犯罪の捜査にあたってきた警察官や生活安全分野に知識を持った警察官が部門の垣根を越えて集まり、捜査などにあたるということです。