海面を埋め尽くす灰色のうねり。
異例の大群となって現れたのは、ぎゅうぎゅうと身を寄せ合うトド。
固まりとなって海を漂っていたのです。

撮影者:
思っていたよりも大群のトドが、トド同士重なる感じで映っていた。

撮影されたのは北海道・利尻島の沿岸近く。
撮影した人は普段から海を観察しているといいますが、これほどの大群は見たことがないといいます。

撮影者:
約100頭いた。(今までで)見た中では一番多かった。

このトドたち、ある目的を持って集まっていたようなんです。

2025年の映像でトドが追いかけているのはニシンの群れ。
町役場によりますと、繁殖シーズンを迎えたニシンが産卵のために沿岸へ押し寄せるため、それを狙って集まるのだといいます。

撮影者:
トドがニシンを食べるシーンまで間近で見られたことはあったので、本当に運が良ければそういうシーンも見られる。

この時期だけの貴重な光景。
見るチャンスはニシンの群れが現れやすい3月の終わりから4月の間だということです。