いよいよ始まった一大観光キャンペーン「ふくしまデスティネーションキャンペーン」は、JRや自治体、観光事業者などが一体となって地域を盛り上げる国内最大規模の観光キャンペーンだ。SLの運行や、「FINAL FANTASY」とコラボしたスタンプラリー企画など6月30日までの3ヵ月間、300を超える特別企画が福島を盛り上げる予定だ。

節目の年 魅力発信

福島では2015年以来、11年ぶりの単独開催となる「デスティネーションキャンペーン」。震災から15年、県政150周年という節目の年に「福島のいま」を発信する。
JR東日本・静徹也福島駅長は「震災から立ち直った道半ばでありますけれども、元気になった福島をしっかりと県外あるいは全国の方に、場合によっては海外の方に見て頂きたい足を運んでいただきたいと思っています」と話した。

福島といえば日本酒

ふくしまデスティネーションキャンペーンには、【福島の自然や食を楽しむ】【福島の歴史や文化を知る】【体験を通して福島を学ぶ】というテーマに沿って300を超えるイベントなどが用意されている。

催しはさっそく各地で始まっていて、福島県の観光物産館では、県内44の酒蔵が共同で作った、オリジナルカップ酒の販売がスタート。
この記念商品を求めて、多くの人でにぎわった。利用客は「県外の仲間が欲しいっていうことで、送る分も」と話す。

交流ある台湾の企画も

豚肉を甘辛く味付けした魯肉飯に、大根やスペアリブを煮込んだパイグータン。福島県飯舘村のゲストハウス『COCODA』では「デスティネーションキャンペーン」に合わせて「台湾夜市」が登場した。
台湾ビールも並び、ついつい手を伸ばしたくなる本場の味に集まった人も大満足の様子。

震災と原発事故後、一時は全村避難となった飯舘村。この夜市は村と台湾をつなぐ活動を行っている会社が企画したもので、福島と台湾それぞれで活動の場を広げる観光交流アイドルのメンバーも参加した。
観光交流アイドル『福島もも娘』のMAKOさんは「ぜひここで台湾を味わっていただきたい」と話す。
企画したサクラ・シスターズの峯岸ちひろ代表取締役は「たくさんの台湾を楽しんでもらえる魅力的なスポットがあるので、ぜひ大人も子どももたくさん来ていただいて遊んでもらえたらうれしい」と話す。
海を越えた先にも福島の魅力が伝わるように、大型観光キャンペーンに期待が寄せられている。

その他にも盛りだくさん

このふくしまDCに合わせて、福島市の福島県立美術館では『大ゴッホ展』が開催されていて、DC企画として『大ゴッホ展のナイトミュージアム』があったが、すでにチケット完売とのこと。

この他に注目したのが「飯坂温泉オールインクルーシブプラン」。
宿泊以外は提携店のどこで飲食しても、温泉に入っても、体験してもすべて宿泊料金に含まれているというもの。
飯坂温泉17の旅館の宿泊者限定で、4月中旬以降に予約がスタートし実施はゴールデンウィーク明けを予定している。予約は、各予約サイトなどで行えるという。

ホテルのオールインクルーシブなどは最近よく見かけるが、エリアをあげて行うというのは日本で始めての取り組みだそう。この機会に飯坂温泉を満喫してみては?

福島テレビ
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