台風に加え今後の猛暑も心配だ。そろそろ本格稼働させたいエアコンにせまる「2027年問題」とは?
■家電量販店に増える問い合わせ
福島県郡山市のヨドバシカメラ。エアコンのコーナーには超省エネと書かれた商品が広く展開されている。郡山市の家電量販店で最近増えているという問い合わせが…「メディアで見たんだけど2027年から安いの買えないんでしょみたいな形で問い合わせとかがあって」とヨドバシカメラマルチメディア郡山の加藤淳さんは話す。
■2027年4月から省エネ基準が厳格化
これからの季節に欠かせないエアコンだが、2027年4月から省エネ基準が厳格化され、新基準をクリアできない価格の安い商品は店頭から姿を消すという。
ヨドバシカメラマルチメディア郡山の加藤さんは「だいたい2倍から3倍くらいの価格差が出てくる形になります」と話す。
■新基準で光熱費の削減効果
中東情勢の悪化に伴う部品の値上がりも価格の上昇に追い打ちをかけそうだが、新基準のエアコンにはメリットも。
資源エネルギー庁によると、新基準に対応したエアコンは年間の光熱費にすると、6畳用で約3千円、14畳用で約1万3千円の削減効果が期待できる。エアコンの平均寿命は約10年といわれ、「長い目で見れば」お得も感じられそうだ。
ヨドバシカメラマルチメディア郡山の加藤さんは「来年になってしまうと(生産)台数をメーカーさんの方で搾ってしまうと思いますので、早めにご検討いただけた方が良いと思います」と話した。
新基準のエアコンは緑のマークが目印。皆さんも計画的に「2027年問題」を乗り切って。
■エアコンのNG3選
また、気を付けたいのは経済だけでなく安全も…。
製品評価技術基盤機構・NITE(ナイト)によると、2025年度までの5年間でエアコン事故の発生は345件。
こんなNG行動、していませんか?
1、室外機のまわりに物を置かない。
2、電源コードの継ぎ足しや延長コードを使用しない。
3、エアコンの取り付けや修理を自分でしない。
快適に夏を乗り切るためにエアコンの安全も見直しを。