3月30日に在宅起訴された静岡県伊東市の前市長・田久保眞紀 被告。検察の起訴内容とこれまでの記者会見などとの発言には大きな乖離があり、今後の裁判における発言が注目されます。

3月30日に在宅起訴された伊東市の前市長・田久保眞紀 被告。

田久保被告が起訴された罪は有印私文書偽造・同行使と地方自治法違反の2つです。

有印私文書偽造・同行使の罪では、検察は「田久保被告が東洋大学の卒業証書を偽造した」と断定。

その卒業証書を市議会の議長や副議長などに見せたとされています。

一方の田久保被告は問題発覚後に開いた記者会見で…。

伊東市・田久保眞紀 市長(当時・2025年7月2日):
(正副議長に見せた)その時は私の経歴がきちっと証明できる、証明書として機能する卒業証書であると認識していましたが、土曜日に大学に行って確認したところ示されたものが除籍という事実でした

さらにその5日後、再び記者会見を開くと…。

伊東市・田久保眞紀 市長(当時・2025年7月7日):
正直に申し上げて、それ(卒業証書)をどう手にしたのか、郵送で送られて来たのか、それとも学校に取りに行ったのか、友達と行ったのか記憶が曖昧ですので、そうなるときちんと捜査機関にすべて調べてもらって、その結果を見ることが一番真実に近い形が市民に示せるのでは

また、約3カ月後の市議選の投開票日、ミスターサンデーに出演した際にも…。

伊東市・田久保眞紀 市長(当時・2025年10月19日):
私にとっては本物です。ただ、大学の見解もありますので…私としては本物です

“本物”との姿勢を崩しませんでした。

一方、提出すると言っていたはずの捜査機関から、いざ提出を求められると拒否。

ただ、捜査関係者によりますと、田久保被告は市長就任後に市の職員から卒業を証明する書類を求められ、その翌日に大学の学長などの印鑑を業者に発注していたということです。

また、地方自治法違反の罪では…。

伊東市・田久保眞紀 市長(当時・2025年8月13日):
除籍である、つまり卒業していないという事実を知ったのは6月28日。私が除籍である事実を知ったのは、つまり卒業していないという事実を知ったのは、6月28日に大学へ訪れた時。重ねてになるが、卒業できていないという事実を知ったのは6月28日

議会が設置した百条委員会で、卒業していないと知ったのは市長就任後に大学を訪れた時だと発言。

しかし、田久保被告は東洋大学で卒業に必要な単位の半分程度しか取っていなかったということです。

こうしたことから、検察は実際には卒業していないと認識していたにもかかわらず、百条委員会で虚偽の説明をしたと断定しました。

警察の任意の聴取に、当初、犯罪の成立を否定していた田久保被告。

裁判での発言が注目されます。

テレビ静岡
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