食欲をそそる黄金色の衣。
ブランド豚をサクサクに揚げたとんかつ定食が人気のとんかつ専門店「かつ吉 水道橋店」です。

人気の訳は、主役のとんかつだけではありません。

とんかつに欠かせないシャキシャキのキャベツがおかわり無料なんです。
どのテーブルでも、とんかつを食べる前にキャベツをパクリ。

訪れた客は「(おかわり無料)ありがたい。もうおかわりしてます」「とんかつだけだと脂っぽくなるけど、キャベツ食べると中和された感じ」などと話していました。

そのキャベツは今、とってもお買い得。
東京市場では3月中旬、1kg当たりの卸値が2025年の同じ時期より5割も安くなりました。

店の仕入れ値も下がっていて、高い時は5000円だったLサイズのキャベツが今は6玉1700円。
1玉当たり500円以上も安くなっていました。

かつ吉 水道橋店・品川勝巳店長:
(キャベツのおかわり無料は)高いときもやっていた。つらかった部分もあるけど、お客さんを裏切れない。このままの値段をキープしていってもらえればいいな。

お得なキャベツは、小売店ではいくらで売られているのでしょうか。

東京・大田区にある安さが売りの青果店「レ・アルかきぬま」では、普段1玉98円のキャベツが、1日は雨の日サービスで50円にプライスダウンの超特価です。

さらに、サラダなどの生食に向く今が旬の春キャベツも1玉200円でした。

「雨が降って暖かいのは最高の条件。このままいくとさらに安くなると思う」と話す野菜のプロ、レ・アルかきぬまの柿沼敏治店長に今の推し野菜を聞くと「今だとタケノコが出始めてきている。これからどんどん出てくると思う。来週には半分くらいになるのでは、値段が」と、狙い目は春の味覚・タケノコだといいます。

レ・アルかきぬま 柿沼敏治店長:
(Q.今100グラムいくら?)150円くらい。(Q.それがどのくらいまで?)100グラム100円割ってくる。

東京市場の3月中旬の卸値は、2025年より3割ほど安くなっていました。

そこで「イット!」が向かったのは、巨大なタケノコのオブジェがそびえるタケノコの里、山梨・南部町にある道の駅です。

棚いっぱいに並んでいるのは、朝とれたばかりのタケノコ。
南部町のタケノコはやわらかくて甘いのが特徴で、取材中にも次々と売れていました。

大きなタケノコを4本買った女性は「お友達に送りたい。うち用で2本。きょうまで待っていた」と話します。

「すぐに食べたい」というタケノコファンに向けては、店内でタケノコご飯を1パック400円で販売。
メンチカツにもタケノコがふんだんに入っています。

このタケノコ、2026年はなぜお買い得なのでしょうか。

道の駅とみざわ・若林辰司元所長:
生産量が多い年。タケノコの伸びがいい。表の年のほうがたくさん出てきて、柔らかくておいしいタケノコになる。

タケノコの収穫には、1年ごとに豊作の“表年”と収穫量が少ない“裏年”が訪れるそうで、2026年は豊作が期待できる表年だといいます。

現在の相場は1kg1500円ほど。
では、この先どの程度まで安くなるのでしょうか。

道の駅とみざわ・若林辰司元所長:
半額以下になりますね。(Q.1kgいくらになる?)下げるときは500円切るときもある。(Q.表記から半額になる?)なりますね。1000円切って700円、800円になるときもある。

お買い得がうれしい春野菜。
物価高の中、家計に優しい風を運んでくれそうです。