愛媛県でも新年度が1日にスタートしました。企業や官公庁では入社式などが行われ、新入社員たちが新たな一歩を踏み出しました。公共交通やデパートを運営する伊予鉄グループは129人が入社し、バス運転士の不足の解消に外国人も採用しています。
伊予鉄グループ・清水一郎社長:
「今年の秋には松山市駅前の再開発がいよいよ完成いたします。松山市駅からにぎわいがどんどん広がっていけるように、ともにがんばっていきましょう」
新入社員代表・橋本寛基さん:
「何ごともお客さま視点で考え、時代を先取りするスピード感を大切にし、果敢にチャレンジし続けることをここにお誓いし、答辞といたします」
希望に燃える新入社員たち。なかでも注目の存在が、社歌の歌詞を少し遅れながらも懸命に追いかけ歌う2人。実はベトナム出身で、伊予鉄バスの運転士に採用されたホー・ヴァン・クイさん(33)と、ヴォ・ヴァン・ヒェウさん(43)です。2人とも日本の企業で勤務した経験があり、日本語を話せます。
ヴォ・ヴァン・ヒェウさん:
「うれしいです。ベトナムでの車の中で座りながら風景見ることが好きで。これから伊予鉄バスの運転士として、安全、安心、快適なサービスをお客さまに与えたい。信頼される運転士さんになっていきたい」
ホー・ヴァン・クイさん:
「ベトナムは基本的に右側通行で行っております。逆に日本は基本的には左側通行、それが一番違うところ。いつもがんばりますから。早くみんなの前にデビューできるようにがんばります。よろしくお願いします」
家族をベトナムに残し、新たな挑戦に臨む2人。日本の交通ルールなどを勉強中で、6月中のデビューを目指しています。
外国人運転士採用の背景には、深刻な人手不足があります。
伊予鉄バス・竹中由紀夫専務:
「運転士の人件費を上げるなどして、いろいろ工夫しながら運転士の確保努めてはおりますけど、なかなかそれだけでは充足しないということで、ベトナムまで面接に行って」
バスの運転士は、コロナ禍で退職者が相次ぎ、労働時間の規制が厳しくなったことで、全国的に不足。外国人の運転士を採用する動きが全国に広がるなか、伊予鉄バスでも初めての採用に乗り出しました。
竹中由紀夫専務:
「今後も国籍に関係なく、幅広い国からたくさんの外国人運転士に来ていただきたい」
市民の生活の足として欠かせないバス。運転士不足の解消へ外国人ドライバーは大きな力になりそうです。
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