警察官を名乗る人物がコンビニのマルチコピー機で偽の逮捕状や供述調書を印刷させて信用させ、現金をだまし取る新手の詐欺被害が全国で報告されている。
警察は「そのような指示をすることはなく完全に偽物」と注意を呼びかけている。

コンビニで“書類印刷”を指示する詐欺電話

コンビニの「マルチコピー機」を悪用した、新手の詐欺被害が、全国各地で報告されている。

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偽警察官が「あなたが犯人である証拠を見せる。コンビニに行って証拠の書類を印刷してください」と指示する。

Aさんの元にかかってきた、警察官を名乗る人物からの電話。

電話の相手は「あなたに犯罪の容疑がかかっている」「証拠を見せる」と、言葉巧みにコンビニのマルチコピー機に誘導した。

指示されたとおりコピー機に予約番号を打ち込むと、印刷され出てきたのは逮捕状や供述調書と書かれた紙。

警察は「マルチコピー機利用を指示することはない」

偽物の書類で信用させた上で、現金をだまし取るという手口だ。

北海道警本部 生活安全部・西中智則警部は「被害者が“供述調書”や“逮捕状”(と書かれた紙)を印刷して実際に目で見ることで、より相手のことを信用してしまう狙いがある」と語る。

北海道では2025年12月から、被害の相談が複数寄せられているという。

街の人に聞いてみると、60代女性は「心当たりがなければ信じないが、文面を見てびっくりするので、まず警察に電話して確認すると思う」と話した。

警察は「警察がマルチコピー機の利用を指示することはなく、出てきた書類は完全に偽物」としている。

そしてこのような不審な電話が来た場合、警察相談専用窓口の♯9110に連絡するよう呼びかけている。
(「イット!」3月30日放送より)

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