旅立ちの春です。

4月1日から新年度が始まるのを前に、鹿児島空港は新天地に旅立つ人や、それを見送る人たちでにぎわっていました。

新年度まであと2日。

30日の鹿児島空港の出発ロビーは、普段の平日と比べて満席の便が多く、朝から混雑していました。

手を振り続ける人、涙が止まらない人。

そして、この春から新たな場所で生活を始める人や、その旅立ちを見届ける家族や仲間たち。

こちらは土木関係の仕事に就職し、東京で社会人生活を始める22歳の男性です。

有水琉聖さん
「東京(での生活)は初めてです。もうなんとかなるんだろうなと思っています」

孫が新たなステージに進む日とあって、89歳のおばあちゃんも駆けつけました。

有水豊子さん(89)
「寂しさ半分、立派になったなって思うの半分。私の主人より立派になりました」

ハイタッチしながら、家族が見送ります。

旅立ちを見届けながら、幼い頃の孫の姿が頭の中に浮かんだそうです。

有水豊子さん(89)
「見たら涙が出てくる。あそこまでしか、見えないんだよ」
「さみしくなりました。優しいですから一生懸命頑張ると思います」

出発ロビーで賑やかに集まっていたのは、鹿屋市の寿北小学校の先生たちです。

春からの異動で4年間過ごした初任地を後にし、与論島に赴任する先生を見送りに来ました。

与論島の小学校に赴任・岩元理玖さん
「正直不安がいっぱい。みんなに応援してもらっている分、行った学校でも精一杯頑張りたい」

手作りのうちわには、思い出の写真が詰め込まれていました。

職場の同僚たちと集合写真を撮って最後の挨拶です。

与論島の小学校に赴任・岩元理玖さん
「こっちに帰ってきたとは仲良くしてください」

新生活への期待や不安。

応援する気持ちと寂しさ。

様々な気持ちが行き交う鹿児島空港。

旅立ちの春の風景がそこには広がっていました。


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鹿児島テレビ
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