体重2500グラム未満で生まれた「低出生体重児」の赤ちゃんとその家族を支えようと、鹿児島県日置市は、搾乳機と母乳を保存するパックを助成する費用を盛り込んだ2026年度予算を可決しました。
30日行われた日置市議会の最終本会議で、2026年度予算案が原案通り可決されました。
新たな事業の一つが「低出生体重児等支援事業」。
体重2500グラム未満で生まれNICUなどの医療施設に入院が必要となった赤ちゃんとその家族を支えるもので、搾乳機と母乳を保存するパックの購入費を助成する県内の自治体では初めての取り組みです。
小さく生まれた赤ちゃんは入院が必要だったり、母乳を吸う力が弱かったりするため、お母さんは搾乳した母乳を病院に届けなければならず、日置市はこの支援事業が経済的な負担や精神的な不安の軽減につながればとしています。
かわいらしい笑顔を見せてくれたのは日置市に住む愛惟ちゃん。
お母さんの愛さんは予定より2か月早い2025年10月に愛惟ちゃんを出産しました。
生まれたときの体重は1489グラム。
愛惟ちゃんが入院していた2カ月間、愛さんは毎日搾乳して病院に届けていたそうです。
日置市在住・愛さん
「小さいから特に母乳は事で、最初は(出る)量が少なかったので何日か分ためて持って行ってをずっと続けていました」
近年、増加傾向にあるという低出生体重児。
日置市でも2022年に生まれた284人のうち、33人が2500グラム未満の低出生体重児でした。
愛さん
「早産というだけでたくさんの不安があったりするので、その不安が少しでも軽減されて楽しく子育てできる環境ができたらと願っています」
搾乳機と母乳パックへの助成は、4月から日置市の健康保険課で受け付けが始まります。
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