長崎県の平田知事が就任後初めて佐賀県の山口知事を訪問。九州新幹線長崎ルートの全線フル規格化をめざす平田知事は、佐賀県の事情や立場を前提に「独善的にならないような形で」議論を進めたい考えを示した。

注目されていた佐賀・長崎の知事面談

新たに就任した長崎県の平田知事は3月25日、初めて佐賀県の山口知事を訪ね面談した。

佐賀県知事と長崎県知事の面談
佐賀県知事と長崎県知事の面談
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佐賀県知事と長崎県知事の面談は、九州新幹線長崎ルートの整備をめぐる今後の協議に影響するため注目されていた。

平田知事 全線フル規格の実現に意欲

長崎県の平田知事は、九州新幹線長崎ルートの“全線フル規格化”を「県政の重要課題」としていて、先週の長崎県議会でも早期実現に意欲を示している。

長崎県 平田知事:
知事として山口知事と信頼関係を構築し、全線フル規格による整備の早期実現に向けて全力を注いでいく(長崎県議会での発言)

九州新幹線長崎ルート「新鳥栖-武雄温泉」間をめぐっては、佐賀、長崎、JR九州、国の考えがまとまらず、ルートや整備方針が決まっていない。

「佐賀県の負担金は長崎県の2.5倍」

佐賀県の山口知事は、在来線の利便性低下や多額の費用負担などを理由に、佐賀駅を通るフル規格での整備に慎重な姿勢を示している。

費用負担について佐賀県の山口知事は長崎県の平田知事に対し次のように率直に述べた。

佐賀県 山口知事:
今のスキームでやると佐賀県は長崎県の2.5倍の負担金を払うわけですよ。それって長崎県民わかっていらっしゃるのかな。早く通せとか、それってすごく傷つく

「独善的にならないような形で」

これに対し長崎県の平田知事は次のように述べた。

長崎県 平田知事:
我々も独善的にならないような形で、佐賀県の事情とか立場を前提に、どう考えるのかということを、話をしていくことについても、私たちの役割のひとつだと思っている

平田知事は佐賀県の事情に理解を示したうえで、「ルート」の考え方については明言を避け次のように述べた。

長崎県 平田知事:
佐賀県の考え方ありますので、我々としては速達性を損なわないようなルートであってほしいというところまでですね

整備方針をめぐり協議の行方が注目されている九州新幹線長崎ルート。佐賀県の山口知事は4月中に国交省の水嶋事務次官との面会を予定している。

サガテレビ
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