◆80歳の男性船長は事故発生時に海上保安庁に通報せず…利用者からの通報で発覚
香川県直島町沖の瀬戸内海で乗員・乗客13人を乗せた海上タクシーが、3月23日の夕方、浅瀬に接触し、航行不能になっていたことがわかりました。
翌日になって「3人がケガをした」などと海上タクシーの利用者から118番通報があり、分かったもので、船長は事故が起きた際、海上保安庁に通報しなければいけなかったにも関わらず、通報していませんでした。
◆高松海上保安部が業務上過失往来危険などの疑いで捜査
高松海上保安部が3月25日に発表したものです。事故のあった翌日、24日午後に、海上タクシーに乗っていた乗客から「きのう、海上タクシーで豊島から直島に向け航行中、浅瀬に接触し、その衝撃で3人ケガをした」との118番通報があり、発覚したものです。
高松海上保安部が調べたところ、事故のあった海上タクシーは高松市の会社、(有)高松海上タクシーが運航する「TAKAMATSU(たかまつ)」4.9トンで、高松港と岡山市沖の犬島からの客12人が乗っていて、23日午後5時15分ごろ、香川県直島町の宮浦港に向かう途中に浅瀬に接触し、航行不能になったということです。
乗客12人のうち1人は乳児、1人は幼児でした。高松海上保安部では業務上過失往来危険などの疑いで捜査を始め、海上タクシーの80歳の男性船長から当時の状況を聞くなどして、事故の原因を調べています。