課題を提出しなかった…という理由で男子生徒9人の頭を叩き頬を平手打ち。部活動に遅れたことを理由に生徒の腰を蹴る。こうした体罰をしたとして、福井県教育委員会は24日、男性教諭らを停職処分とした。
理由は「課題を提出しなかった」
福井県教育委員会と福井市の科学技術高校によると、3年生のクラス担任をしていた40代教諭は1月29日、課題を提出しなかった生徒らを教室に残し、頭を叩いたり頬を平手打ちしたりしたという。
生徒の1人は足を蹴られそうになったのを防ごうとして、手の指に全治5日間のけがを負った。
被害生徒の保護者は、ほかにも蹴る、胸を殴る、髪を引っ張るなどしたうえで「だからお前らは嫌い」などの発言があったとしている。
複数の被害生徒が当日、県教育委員会に通報し発覚した。
この教諭は3年間にわたり複数の生徒に進学や就職をやゆする発言を繰り返していたことも発覚し、停職4カ月の懲戒処分となった。
腕立て伏せをさせた状態で腰を蹴る
福井市内の別の県立高校に勤める50代の男性教諭は2月1日、部活動の練習に遅れてきた生徒2人に「報告がなかった」として腕立て伏せをさせながら遅れた理由を問いただす際、膝で腰や腕を蹴る体罰を加えた。
このほか、部活動中に生徒の後頭部を平手で叩いたり、複数回にわたって生徒を見下すような発言をした。この教諭は停職1カ月の懲戒処分となった。
県教育委員会は、学校現場と市町の教育委員会に体罰防止の徹底を通知したほか、来年度、全教員を対象に体罰や不適切指導を防止するための研修を行うとしている。
