日本郵便信越支社(長野市)は3月23日、長野県伊那市の郵便局に勤務していた男性社員が郵便物を適切に処理せず、路上に落としたなどの違反行為をしたとして、懲戒解雇処分としたと発表しました。

日本郵便信越支社によりますと、伊那市の伊那郵便局に勤めていた10代の男性社員が2025年12月1日、研修資料に挟まっていた郵便物2通を気付かずに局外に持ち出し、自分の通勤用バイクの荷物入れに入れて、持ち帰りました。

同月4日、男性社員は郵便物がバイクの荷物入れの中に入っているのに気づきましたが、上司に報告しなかったということです。

同月8日には、自分が誤って配達したと勘違いした郵便物2通を配達先の郵便受けから回収し、同じバイクの荷物入れに隠しました。

同月22日または23日に、男性職員はバイクに隠していた4通の郵便物を路上に落としたということです。

同月23日、住民から伊那郵便局に「郵便局内の資料と郵便物が落ちている」旨の連絡があり、管理者が回収し、一連の違反事案が判明しました。

日本郵便信越支社の聞き取りに、男性社員は「4通の郵便物について、自分で処理できると思って誰にも相談しなかった。客から申告もなかったので、ばれないと思った」などと話したということです。

日本郵便信越支社は、この男性社員を3月19日付で懲戒解雇処分としました。

また、安曇野市の穂高郵便局では、1月8日、社員が使用する防寒着から4つに破れた郵便物1通が見つかり、調査しましたが、行為者は明らかになっていないということです。

日本郵便信越支社は、「今回の事態を重く受け止め、社員への指導、コンプライアンス指導の徹底に努めてまいります」としています。

長野放送
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