岩手県議会2月定例会は3月23日の最終本会議で総額7742億円の新年度当初予算案を可決しました。23日の議会ではパワハラ疑惑が浮上している企画理事が、新たな疑惑についても追及を受けました。

23日の県議会2月定例会の最終本会議では、一般職トップである県の企画理事のパワハラなどの疑惑について調査する費用466万円分の補正予算案が追加で提出されました。

補正予算案は、企画理事を巡る疑惑について告発を受けた県議が、3月5日の予算特別委員会で県に解明を求めたのを機に組まれたもので、23日は議員が告発文書をもとに厳しく追及しました。

自民党 臼澤勉県議
「(部長室への)出入り禁止にした職員を、部長室の外で(異動)内示したと手紙をもらった。これは事実か」

企画理事
「調査の中で、私の記憶・記録に基づき誠実に話すべきものと考えている。この場での答弁は差し控えさせていただきたい」

自民党の臼澤勉議員と共産党の斉藤信議員の質疑で、新たな疑惑が浮上しました。

共産党 斉藤信県議
「カラ出張は、今の職にとどまることもできないような大問題ではないか」

質疑では、企画理事は2025年8月に大阪府に出張した際、県としての業務は部下に任せ甲子園で高校野球を観戦していたと指摘。

訪問先に問い合わせたところ、部下の名刺だけが確認され、企画理事の不在を確認したと追及しました。

これに対し企画理事は「(調査の際に)私の記憶・記録に基づき誠実に事実関係などを話すべきと考えている。この場での答弁は差し控えさせていただきたい」と述べました。

23日は企画理事を巡る補正予算案についても可決されました。

県は企画理事のパワハラや不適切な出張の有無などについて4月から調査を行い、夏ごろをめどに結果を公表するとしています。

岩手めんこいテレビ
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