JR東日本は、国内初となる荷物専用新幹線の運行を3月23日から始めました。
岩手県盛岡市から東京都に向けて平日に1本運行されるこの新幹線は、初日から新鮮な海産物などが運ばれました。

JR東日本が23日から国内で初めて運行する荷物専用新幹線は、物流の活性化やトラックドライバー不足の解消などにつなげることが目的とされています。

初日の23日は午前10時ごろから、盛岡市みたけの盛岡新幹線車両センターで荷物の積み込みが行われました。

荷物の移動にはAGV(無人搬送車)を活用。床に張られた磁気テープなどに沿って物を運ぶことができ、業務の効率化を図っています。

かご台車のまま積み込めるため、一度に大量の荷物を輸送することができます。

車両には宮古産のホタテや精密機器などを詰めた、約800箱が積み込まれました。

ホタテの輸送を依頼した丸友しまか 島香友一社長
「これから水産は水揚げが増えてくる時期なので、いち早く首都圏の皆さんにお届けできれば」

荷物専用新幹線は山形新幹線「つばさ」で使われていた7両を改造したもので、外装には東北の特産品などがあしらわれています。

座席を撤去した内部には床に滑り止め加工が施されています。
10両編成の「やまびこ」と連結する形で運行され、最大積載量は17.4tとなっています。

JR東日本マーケティング本部 三井揚介マネージャー
「たくさんの荷主にご利用してもらい、ニーズをしっかりと獲得していくことを第一に、社会課題を解決していくことに取り組んでいきたい」

荷物専用新幹線はその後、盛岡駅のホームに入り一般の客を乗せた車両と共に、正午過ぎに東京都へと向かいました。

荷物専用新幹線は平日に1本、盛岡市から東京都への上り区間でのみ運行されます。

JR東日本では今後ニーズに応じて、同じ区間の下りやほかの新幹線などにも拡大していきたいとしています。

岩手めんこいテレビ
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