現職と前の副市長との一騎打ちが確実となっている来月の富山県黒部市長選挙を前に、2人が政策を熱く語る公開討論会が20日に開かれました。
この公開討論会は黒部青年会議所が開いたもので、現職の武隈義一市長(58)と前の副市長で新人の上坂展弘さん(64)が出席しました。
去年12月まで市政運営のパートナーだった2人の討論会は「子育て支援政策」や「人口減少を食い止めるための街の魅力アップ策」など3つのテーマで行われました。
このうち「子育て支援政策」では武隈市長が「学童保育」で支援員の確保や運営方法を重視したのに対し、上坂前副市長は費用の支援を重要視し給食費の無償化を中学校まで拡大すると述べました。
また人口減少を食い止めるための街の魅力アップ策では、双方がアイデアを披露。
武隈市長は駅周辺の整備やホテルの誘致をあげました。
*武隈義一黒部市長
「宇奈月麦酒館をだいぶ古くなってきたので新幹線の(黒部宇奈月温泉駅の)芝生広場に移転するとか「とちの湯」のところに超高級ホテルを誘致できないか考えている」
一方の上坂前副市長は都市計画や税制を変えるべきだと主張しました。
*上坂展弘副前市長
「例えば都市計画を変えればいい。都市計画を変えて投資しやすい環境を作っていけばいい。税の仕組みも考えればいい」
そして2人が最も力を込めたのが最終演説。
*上坂展弘前副市長
「楽しく生きていける街を目指していきたい。生活からアミューズメントまで幅広い分野において投資を呼び込む施策を打っていきたい」
*武隈義一黒部市長
「(私が)黒部をよくできる人間だ。強い情熱と具体的なビジョン、施策を持っているのが武隈だ」
熱弁をふるった2人の討論を聞いた市民。2人の違いをどのように見たのでしょうか。
*市民は
「武隈市長はやってきたこと、これから やりたいことが盛りだくさん。頭の中に浮かんでいて、それをとにかくやりたいということが伝わってきた。上坂さんは、もっとこういうところに力を入れられるはずだということがあるのではないかと見てとれた」
黒部市長選挙は、来月5日告示、12日投開票です。