「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家の男性を殺害した罪などに問われ、一審で無罪を言い渡された元妻の控訴審で、大阪高等裁判所も無罪の判決を言い渡しました。
須藤早貴さん(30)は8年前、和歌山・田辺市で、元夫で資産家の野崎幸助さん(崎はたつさき・当時77)に覚醒剤を摂取させ、急性覚醒剤中毒で殺害した罪に問われ、一貫して無罪を主張しています。
一審では直接的な証拠がない中、検察は須藤さんが財産目的で結婚し、致死量を超える覚醒剤を注文していたなどとして無期懲役を求刑しました。
和歌山地裁は2024年9月、「野崎さんが初めて覚醒剤を使用し、誤って致死量を摂取して死亡した可能性がないとは言い切れない」などとして無罪を言い渡していました。
これに対し検察側が控訴していましたが、大阪高裁は23日の判決で控訴を棄却し、無罪の判決を言い渡しました。