福岡県篠栗町と須恵町で偽造された教員免許状の写しを提出した罪に問われた元補助教員の男に、懲役3年6カ月の判決が言い渡されました。
判決を受けたのは元補助教員の近藤正仁被告(66)です。
判決によりますと、近藤被告は2021年3月に篠栗町に、去年1月に須恵町にそれぞれ採用されるにあたり、「岐阜県教育委員会」と書かれた印鑑がある偽造された教員免許状の写しを提出しました。
近藤被告をめぐっては、これまでに児童買春などの罪で有罪判決を受け、2度にわたり教員免許が失効。
しかし、教員免許がないまま埼玉県や群馬県で臨時教諭として働いていたことが、TNCの調べで判明しています。
23日、福岡地裁で開かれた判決公判で、今泉裕登裁判長は、近藤被告が同種の前科で2回服役していたと認定。
その上で「常習性は顕著であり、法を守る意識は著しく鈍っている」「高度の社会的信用が求められる公文書に対する信用を害した程度は大きい」として、近藤被告に懲役3年6カ月の判決を言い渡しました。
偽造免許を使ってまで学校現場に携わりたかった理由について、「楽しかったからです」と答えていた近藤被告。
弁護側は「控訴についてこれから検討する」としています。