F1™︎ 2026年シーズン、メルセデスのジョージ・ラッセル(28)が開幕戦から好調な走りを見せている。オーストラリアでは優勝、第2戦の中国では2位で、第2戦終了時点で獲得ポイント51、ドライバーズランキング1位となっている。これまでの歩みと現在地を整理する。
ジュニアカテゴリーでの成功~F1デビューまで
ラッセルは、1998年2月15日イギリス生まれ。3人きょうだいの末っ子で、兄の影響で幼い頃からカート場に親しみ、7歳でカートを始めるとすぐにその才能を発揮した。2010年には、イギリスの大会「Super 1 National Championship」のROTAX Mini Maxカテゴリーでタイトルを獲得し、イギリスカート界での有望株として注目を集めた。2012年には、KF3クラスのFIAヨーロッパ選手権を制し、ジュニアカテゴリーの頂点に立った。
2017年にはメルセデスのジュニアプログラムに加入。ARTグランプリからGP3シリーズに参戦し、チャンピオンに輝いた。2018年にはARTグランプリからF2に出場し、全24戦で7勝を挙げてチャンピオンを獲得した。同じ年には、メルセデスのリザーブドライバーにも任命された。そして2019年、メルセデス製パワーユニットを積むウィリアムズからF1デビューを果たした。
2020年には、サヒールグランプリで体調不良のルイス・ハミルトンの代役としてメルセデスから出走し、予選2位、決勝でもトップを走るなど強烈な印象を残したが、ピット作業のトラブルとパンクで「幻の初優勝」となった。2022年にはメルセデスに移籍し、その年のサンパウログランプリでF1初優勝を挙げた。
2025年シーズンは2勝、9回の表彰台
ハミルトンがフェラーリへ移籍したことで、“メルセデスの新リーダー”として迎えた2025年シーズンは、表彰台9回、優勝したカナダとシンガポールでは、ポール・トゥ・ウィン(ポールポジション獲得からの優勝)を達成した。年間獲得ポイントは自己最多の319点に到達し、シーズンランキング4位で終えた。
今シーズンはまだ始まったばかりだが、ラッセルは第2戦終了時点でドライバーズランキング1位となっていて、新レギュレーションでメルセデスが再び優位に立つことができれば、タイトル争いは現実味を帯びるとも言われている。ラッセルのさらなる飛躍に期待が高まる。
「F1™世界選手権2026」
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