【野川キャスター】
「午前8時の広島市中心部です、長い列が祝日の朝からできています。何の列なのか、先頭まで行ってみましょう」

「先頭にたどり着きました!ざっと数百人はいたかと思うんですが、みなさん何がお目当てかと言いますと、あちらです。あさって広島城天守が閉まるということで、その整理券を待つ皆さんの列でした」

老朽化を理由に22日に”閉城”する広島城天守。
20日から3日間は混雑緩和のため、開館前の午前8時半から整理券を配布し入館者数を1日あたり4000人に制限します。

【廿日市から】
Q:かなり先頭に近いところで並んでいらっしゃるが
「仕事が毎日あってきょうがラストチャンスかなと思って」
Q:何時ごろ来た?
「午前6時半ごろ。地元の人の力で残した城ですから。閉城になるのはさみしいですが、ある意味チャンスと捉えて木造でつくり直していただきたい」

【愛知から】
Q:お子さん2人が陣羽織を着ている…!広島城は初めて?
「はい。入れなくなる前に見たいと思ってきました」
「広島城からの眺めが見てみたいです」

【野川キャスター】
「午前9時、ほら貝が鳴り響きました。朝いちばんの整理券を手にした猛者たちが続々と入場していきます」

県内外から観光客が訪れ、整理券を求める人たちの列は開館後もどんどん伸びていきました。

原爆による倒壊などを経て再建された広島城天守。
閉城後は広島市が木造での復元など検討を続けています。

■広島城「閉城」の理由は?

22日に閉城する広島城天守ですが、閉城の理由は「老朽化」と「耐震性」です。
震度6強の地震が起きた場合倒壊のおそれがあるという、判断が出ているんです。

今ある広島城天守は1958年に鉄筋コンクリートで再建されているんですが、閉城後どうなるかはまだ決まっていません。

広島市は「木造での復元」も検討していますが、工事費はおよそ194億円とコストもかかり、工期だけで9年はかかると言われています。

テレビ新広島
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