鶴岡市の加茂水族館で、来月1日のリニューアルオープンを前に、きょう地元住民などを招いた内覧会が開かれた。長期休館を経て公開された水族館、その中身はどのように生まれ変わったのか。

去年11月から5カ月間、改修のため休館していた鶴岡市立加茂水族館は、来月1日に「東北エプソン アクアリウム かもすい」としてリニューアルオープンする。20日は関係者やメディア、地元住民などを招いた内覧会が開かれた。

今回、新たに増築されたのが、研究と・展示・学びを融合させた「クラゲ研究所棟」。

(鶴岡市立加茂水族館 奥泉和也館長)
Q手ごたえは?
「バッチリ。すごい。自分で見てても本当にワクワクする。よくこんなの建てさせてもらえたと感謝している。新棟の部分でクラゲの研究所をしっかり考えて作った」

「クラゲ研究所棟」は延べ床面積1300平方メートルで、地上3階建て。1階の「レクチャールーム」は90人が収容可能で、クラゲについて学べるプログラムが用意されている。2階の「マイクロアクアリウム」では、小型のクラゲを中心に、顕微鏡でクラゲの動きや構造を観察するコーナーのほか、日々の飼育作業も見ることができる。

(訪れた人はー)
「バックヤードが見れるのも新鮮だし展示方法も色々変わっていてすごく面白い」

さらに、一般には非公開だが、3階は、クラゲの繁殖技術を高める研究所。クラゲの飼育環境に合った精密な温度管理ができる恒温室を、6つ設けた。

(鶴岡市立加茂水族館 奥泉和也館長)
「クラゲには適正な温度、四季がある。クラゲはその温度帯で飼育しないと生かすことができない。このために増築したと言っても過言ではない」

さらに、クラゲの展示面積は、これまでのおよそ1.8倍と展示エリアを大幅に拡大。中でも、来館者の目を引くのが、直径2メートルの大型水槽が並ぶ「展示ホール」だ。

(訪れた人はー)
「写真撮るのも映えるから若者も来たいだろうし、見やすいから老若男女問わずみん
な楽しめるからいいと思う」

また、5メートルの大水槽などこれまでの人気コーナーはリニューアル後も健在。内覧会に合わせ、国内初展示となるクラゲも公開され、現在の展示数は100種類になった。

(鶴岡市立加茂水族館 奥泉和也館長)
「クラゲは本当に飼育の難しい生き物。まずは万全に飼育、研究ができる施設、ベースを作って、その上に展示が成り立つ。その自然な流れを今回、体現できた」

リニューアルオープンは4月1日。加茂水族館は観光施設としてだけでなく、研究や教育、地域の交流拠点としても新たな一歩を踏み出す。

さくらんぼテレビ
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