これは去年1年間の死亡事故件数を月別でまとめたものです。死亡事故が多くなるのは秋から冬にかけてなのですが、お出かけする機会が増えたり新学期、新生活などで暮らしが変わったりする春も多い傾向にあります。
こうした中、「あしながおじさん」という言葉をお聞きになったことはあるでしょうか。交通遺児の支援活動を続けている団体です。
石橋健一会長が石川テレビを訪れ支援活動などをPRしました。
石川テレビを訪れたのは交通遺児育英会の石橋健一会長です。
石橋会長:
「私たちの法人の設立は1969年、昭和44年の5月2日。当時は高度経済成長に伴い交通事故でなくなる方がすごく増えていまして昭和45年は1万6000人を超える方がなくなられていてお母さん方から「なんとかうちの子をせめて高校だけは出させるよう支援してほしいという声があがった」
設立から55年あまり。支援のニーズは変わってきているといいます。
石橋会長:
「このところ力を入れているのは給付型、返還不要の給付型の奨学金の比率をできるだけあげたい。大学以上のすべての学校をカバーしていますが月2万円の給付型の奨学金をスタートしました」
さらに、東京や関西を中心にあわせて25カ所の寮を運営しています。
この寮は朝夕2食付きで月額1万円です。
このほか、海外での語学研修。
そして自動車の運転免許を取得する費用の補助は上限30万円まで。
英検だけでなく簿記や宅建など70種類以上の資格試験にかかる受験費用を全額給付しています。
保護者を交通事故で亡くしたこどもに、夢を諦めてほしくないからです。
石橋会長:
「お母さんがかつておっしゃったが、上の子の時は知らなかったんですよと。知って頂くことが大事なので会の存在があることをご覧になった方の身近に交通事故被害を受けた方がいらっしゃったらご本人はもちろんだが、近隣にいらっしゃる人にはこういう組織があるということをできるだけ伝えてほしい」