大阪府熊取町の小中学校で、280人もの児童や生徒が食中毒のような症状を訴えた問題。嘔吐を繰り返した子供が、「とても苦しかった」と当時の様子を説明しました。
熊取町に住む中学1年生の兄と妹が体調不良になったのは、きのう=19日の明け方のことでした。
2人は下痢や嘔吐を繰り返したといいます。
【中学1年生の兄】「とにかく吐く量が多かった」
【小学5年生の妹】「しんどくて寝ようとしても寝られなくて。ほぼ女子が10人中9人ぐらい同じ感じで。熱とか」
【中学1年生の兄】「(症状が)出ていない人も出ている人も、『体がしんどい』と言っていました」
■大阪・熊取町すべての公立小中で計280人が「腹痛や下痢」訴え
きのう=19日午前8時ごろ、熊取中学校から「60人を超える生徒や教職員が腹痛や下痢を訴えている」と町の教育委員会に連絡が入りました。
教育委員会が確認したところ、町内全ての公立小中学校で、あわせて280人が同様の症状を訴えていることが分かり、そのうち1人が入院しました。
この状況を受け、すべての小中学校が臨時休校に。
保健所は「原因を調査中」としていますが、その1つとして考えられるのが「給食」です。
■18日は小学校は卒業式で給食は中学のみ それより前の給食で食中毒?
熊取町の小中学校は、複数の業者から食材を仕入れ給食を調理していて、献立はすべて一緒。
3日前の今月17日、きょうだいは同じメニューの給食を食べ、おととい=18日は、小学校で卒業式があったため、給食を食べたのは、兄だけ。
そしてきのう(19日)明け方、2人の腹痛などが始まりました。
教育委員会では、18日よりも前に提供された給食による食中毒の疑いもあるとして、来週23日の月曜日の給食の提供も取りやめることに。
保健所は症状を訴えた児童や生徒から検体を採取し、原因を詳しく調べています。
(関西テレビ「newsランナー」2026年3月20日放送)