岩手県盛岡市は3月19日、市内の4つの教育保育施設で、感染性胃腸炎の集団発生があったと発表しました。そのうち2つの施設では関係者などからノロウイルスが検出されています。

感染性胃腸炎の集団発生があった教育保育施設についての盛岡市の発表は以下の通りです。

(1)3月9日に教育保育施設(園児・職員50人未満)から、複数の園児と職員に嘔吐や下痢などの症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果、3月2日から3月10日までに、園児12人と職員1人のあわせて13人に嘔吐や下痢などの症状があったことが確認されました。

保健所が調査した結果、症状のある1人の同居家族がノロウイルスと診断されていたことが分かりました。

(2)3月10日に教育保育施設(園児・職員150人以上)から、複数の園児と職員に嘔吐や下痢などの症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果、2月25日から3月12日までに、園児11人と職員2人のあわせて13人に嘔吐や下痢などの症状があったことが確認されました。

(3)3月10日に教育保育施設(園児・職員150人以上)から、複数の園児に嘔吐や下痢などの症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果、2月22日から3月12日までに、園児19人に嘔吐や下痢などの症状があったことが確認されました。

(4)3月11日に教育保育施設(園児・職員150人以上)から、複数の園児と職員に嘔吐や下痢などの症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果、2月28日から3月13日までに、園児26人と職員2人のあわせて28人に嘔吐や下痢などの症状があったことが確認されました。

糞便検査を実施した結果、症状のある8人からノロウイルスが検出されました。

4つの施設とも、重傷者はおらず症状のある人は回復傾向にあるということです。 

保健所のが感染経路などを調査したところ、体調不良者の施設利用や排泄処理後の手洗いに一部不十分な点などがあったと推察され、給食を原因とする食中毒の可能性は低いと判断し、手洗いの徹底などの二次感染予防対策の指導を行ったということです。

盛岡市は感染対策として、トイレやおむつ交換の後、調理前、食事前の石けんでの十分な手洗い、食品の十分な加熱調理(85~90℃・90秒間以上)、嘔吐をした場合は部屋の換気を十分に行いながら、マスクや使い捨て手袋等を用いて片付け、嘔吐した場所や使用した用具を塩素系漂白剤で消毒することなどを呼びかけています。

(岩手めんこいテレビ)

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ

岩手の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。