熊本市の尚絅大学で17日卒業式があり、短期大学部生も含めて約260人が新たな一歩を踏み出しました。また、熊本で初めての夜間中学、県立ゆうあい中学校でも先日、2回目の卒業式が開かれ、5人が学びやを後にしました。
尚絅大学では、学部生と短期大学部生の合わせて261人が卒業の日を迎えました。
式では、山縣 ゆり子学長が学生たちに学位記を授与し、「ダイナミックに変化する社会で輝き続ける力を身につけるには、学び続け、自分を磨くことが大切。これからの活躍を祈っています」とはなむけの言葉を送りました。
そして、卒業生を代表して松窪 さくらさんが「学生生活で培った知識や経験、困難に向き合い挑戦する勇気を胸に、社会の一員として誠実に歩んでいきます」と答辞を述べました。
学生たちはそれぞれの決意を胸に社会へと羽ばたきます。
【卒業生】
「子ども一人一人に寄り添える保育士になりたい」
「ここまでこられたのは両親のおかげと思うので、ちゃんと感謝の言葉を伝えたい」
県立ゆうあい中学校では、今年度19歳から76歳の5人が卒業しました。
【小原 ひとみ校長】
「挑戦を忘れず、人を頼ることを恐れず、支え合う心を大切にして自分らしく次の一歩を踏み出してください」
そして、在校生の代表が「〈おめでとう〉と笑顔で送り出したいが寂しい気持ちでいっぱい」と贈る言葉を述べ、3年生との思い出を振り返りました。
【卒業生】
「ゆうあい中学校での2年間は人生の最も充実したものでした。ゆうあい中学校で学んだことを誇りに思い、得た喜びや人とのつながりを大切にしながらこれからの人生を歩んでいきたい」
ゆうあい中学校の卒業生たちは、進学や就職などそれぞれの道へ一歩を踏み出しました。
【卒業生 深瀬 拓磨さん】
「いろんな思いが巡ってくる。うれしくもあり寂しくもありそんな感じです」
【深瀬さんの父】
「実は不登校で中学校の頃、行けてなくて、『ゆうあい中で学び直す』と自分から言い始めた。やれることがものすごく増えて、外に出ることも増えて、人と接することも増えて、〈増える〉ことがいっぱいで親としてうれしいことも増えて感無量です」
【卒業生 深瀬 拓磨さん】
「うれしいです。ちょっと照れくさいですけど」