愛媛県と高知県をまたぐ日本一長い名前の小中学校で17日、最後の卒業式が開かれました。

この学校の名前は「高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山小・中学校」。昭和20年代には小学生と中学生があわせて300人を超えて通っていたものの、少子化などから子どもが減り来年度から休校し、さらに翌年度に閉校して70年以上の歴史に幕を下ろします。

70年前の卒業生
「(校名は)すらすら言えるよ。さびしい以外ない」

卒業生は3人。最後の卒業式では保護者や在校生らが見守りました。

在校生・送辞:
「学年を超えて家族のように笑い合い、時には真剣に語り合った時間は、当たり前のようにそこにある暖かい日常でした」

卒業生答辞・岡崎心愛さん:
「きこちゃん、愛乃ちゃん。この3人で過ごした日々はかけがえのない時間です。一緒に勉強したこと。歌ったこと。時間ギリギリまで給食を食べたこと。休み時間に新聞紙で遊んだこと。今でもきのうのように思い出します」

振り返ると一つ一つの鮮やかに浮かぶ思い出の日々。自然と涙が浮かびます。式の後には、この日のために卒業生が練習した歌を恩師に披露。恩師からは最後の言葉と白い花が贈られました。

清家優秀先生:
「きょう卒業式を迎えましたが、みなさんは明日から未来へとしっかり羽ばたいていって下さい。以上で中学校3年間、これをもって授業を終わりにします。純白のバラです。花言葉は新しい出発」

校舎に響く最後の笑い声。学び舎の巣立ちの思いを胸に、生徒たちは新たなステージへ歩み始めます。

卒業生・岡崎心愛さん:
「感動しましたし、在校生から言葉をもらえたし、色んな方から拍手をもらえたので
うれしかった」

卒業生・岸愛乃さん:
「色々な経験をしたことで、人生は何かというテーマの答えを見つけるための土台になったと思います」

卒業生・木下きこさん:
「学校が休校になってとても悲しいんですけど、またみんなとたくさんの思い出を作ることができたらいいなと思います」

卒業生はこの学校生活を絆にして、松山や高知の高校に通うということです。また在校生は愛媛側の子どもしかおらず、町内の学校に通うとしています。

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テレビ愛媛
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