私たちの権利を守り、紛争の解決を担う弁護士。その弁護士の魅力をもっと若者に知ってもらうためのイベントが大阪で開かれました。
14日、普段なかなか入ることのない弁護士会館に集まった中高生。
大阪弁護士会のマスコット「リーガリュー」が迎えてくれますがちょっと緊張の様子も…
この日行われたイベントは「BENー1スクール」
中高生と弁護士が昨今の人権問題などについて議論を交わします。
■冤罪被害者の救済の難しさ
【高校1年生】「虐待をもし疑われたら僕たちはどう行動すべきなんでしょうか?」
するどい質問に答えるのは大阪弁護士会から人権活動の功績を称えられた敏腕弁護士たちです。
その中の一人秋田弁護士は、8年前、2歳の娘への傷害致死などの罪に問われ、一審の懲役12年から逆転し、無罪判決を勝ち取った今西さんの裁判を担当しました。
いわゆる「揺さぶられっ子症候群」=SBSをめぐって、虐待を疑われた事件の検証を行うプロジェクトの共同代表です。
【高校1年生】「SBS検証プロジェクトの最終的な目標って何なんでしょう」
【秋田弁護士】「虐待の防止を図りながらも、誤った親子分離、冤罪がなくなるように頑張っていきたいと思っています」
冤罪被害者の救済の難しさを丁寧に伝えました。
■「法律の世界に答えはない。解決することに向かって切り開いていく仕事」
他にも性的虐待や貧困などで苦しむ女性が避難するためのシェルターを運営するNPO法人を立ち上げた弁護士たちとも議論が交わされました。
【参加した高校1年生】「子供に支援できるような弁護士を目指してたので、今日の話を聞いてそういった人権活動に自分も携われたらなって思いました」
【参加した高校1年生】「小さな意見を代弁して言うとかそういう弁護士さんの活動はすごいと思いました。もっと知識を深めていきたいと思いました」
【秋田弁護士】「法律の世界は実は答えはないんですよ。答えはないんだけど解決することに向かって切り開いていくっていうそういう仕事なんですよ。ぜひ皆さんもそういう世界に飛び込んできてくれたら嬉しいなと思います」
ここから、未来の敏腕弁護士は誕生するのでしょうか。
■弁護士の数は20年前と比べて大幅に増加
司法試験の合格率は、2000年は約3%(旧司法試験)でしたが、2025年は約41%。弁護士の数は増え続けています。
元テレビ朝日のアナウンサーの西脇亨輔弁護士は、「小学生の時に模擬裁判を受けて弁護士になろうと思った。活動分野が増えている分、若い方にも興味を持ってほしい」と話しました。
(関西テレビ「newsランナー」 2026年3月17日放送)