ランチ時、多くのお客さんでにぎわっているのは玄米をメインに扱う和食レストランです。
今、健康食として人気の玄米が再注目されています。

「玄米食堂あえん 川口駅前店」で提供しているのは、「二八玄米」という白米と玄米をブレンドしたもの。
混ぜ合わせることで、玄米の味に苦手意識を持つ人にも親しみやすい味わいと食感になるといいます。

そもそも玄米とは、稲穂からもみ殻を取り除き白米へと精米する前の状態のもの。

食物繊維やビタミンB群が豊富に含まれていて、健康ご飯として注目されています。

玄米食堂あえん 川口駅前店・武本秀夫チーフ店長:
健康が第一でございまして、玄米は白米に比べて栄養素が非常に多く含まれています。お米があって、もみ殻をとって玄米があって、白米。その過程で捨ててしまっている部分、その部分が非常に栄養価が高くてもったいない。日常のごはんで健康的なものを取り入れていただきたいというところで玄米をすすめております。

高機能玄米協会が発表している「玄米食白書」によると、玄米を含む健康米はコロナ禍で健康食需要が高まり、注目を浴びました。

しかしその後、売り上げは低迷していました。

それが近年、米価格の高騰を受け、再び注目度が上がってきているとしています。

生活に身近なコンビニでも玄米の商品は多く扱われていて、セブン-イレブンでは玄米を使った冷凍おにぎりなども展開。

お米に詳しい宇都宮大学の松平助教によると玄米を食べることについて…。

宇都宮大学 農学部 農業経済学科・松平尚也助教:
白米に比べて特に食物繊維が約5倍あるとされていまして、血糖値の上昇指数が低いので、糖尿病の予防とかダイエットとか生活習慣病対策という健康管理の観点からも選ばれていることが増えている状況です。

また、白米に比べにおいや味が気になるという意見もありましたが、最近ではそういった玄米の特徴が健康的と再評価されているといいます。

さらに、人気上昇の理由について、松平助教は「やはりコメ価格高止まりする中で、玄米から精米すると約1割量が減る。販売形態によっては販売価格を玄米でしたら安く抑えられる。健康プラス節約の食品として玄米人気が出ているのではないか」と分析しました。