京都市北区の住宅地のすぐ近くにある違法な盛り土。
近隣住民に危害が及ぶ恐れがあるとして、京都市が16日、強制的に撤去する作業を始めました。
午前10時、京都市の職員が行政代執行の宣言を行い、始まった撤去作業。
京都市によると、この場所では40年ほど前から、無許可で建物が建築されていました。
これはおととし現地を取材した際の映像です。トタンで覆われた倉庫のような建物が住宅のすぐ近くに建てられています。
その後、市の命令によって建築物は撤去されましたが、取材班が先週、現場を訪れると…
【記者リポート】「現在このように建物はなくなっているんですけれども、コンクリートの塀が放置されていて、すぐ下には民家が立ち並んでいます」
盛り土と高さ6.5メートルほどのコンクリートブロックは撤去されておらず、一帯には、大量のゴミが散乱していました。
【近くに住む人】「台風の時とか、怖いなっていうのはあって、バケツとかが飛んできたりはしてました」
盛り土をめぐっては5年前、静岡県熱海市で28人が死亡する土石流災害が発生し、国が「盛土規制法」を定め、規制を強化していました。
今回の行政代執行はこの規制法に基づいて京都市内で初めて実施されたもので、市は今後、作業費用を土地の所有者に請求する方針です。
(関西テレビ「newsランナー」 2026年3月16日放送)