ミラノ・コルティナパラリンピックに出場の鈴木猛史選手が最後の競技に挑んだ。滑降6位・大回転4位など、メダルまであと一歩に迫るなか、メダル獲得へ執念の滑りを見せた。鈴木選手の地元・福島県猪苗代町も全力でエールをおくった。
3大会ぶりのメダル獲得
3月15日に閉幕したミラノ・コルティナパラリンピック。
15日は、アルペンスキーの5つの種目に出場する鈴木猛史選手が、最後の種目となる「回転」に登場。
出身地の福島県猪苗代町では、パブリックビューイングに約70人が集まり、今大会あと一歩のところでメダルを逃している鈴木選手を全力で応援した。
1回目、切れのあるターンで3位につけた鈴木選手。2回目は霧で見通しの悪い中、攻めの滑りで全体トップの43.65秒で完走。
2回の合計タイムの結果、今大会では自身初となる銅メダルを獲得した。
父「いい結果が出てよかった」
鈴木選手は「苦しくて、本当に表彰台に立てないんじゃないかと思うことがすごくあった。こうして立てたことは、本当にやっていてよかったなと思います」と語った。
猪苗代町では、鈴木選手の活躍を見守ってきた父・保さんも安堵の表情を浮かべていた。
「いい結果が出て、本当に良かった。今週ずっと寝不足で心配ばっかりしていた。よく無事で帰ってきたなって言葉をかけたい。あとは私たちより、家族に早くメダルをかけてあげたいなと」と喜びを語った。
鈴木選手は2014年のソチ大会以来、3大会ぶりのメダル獲得。ミラノ・コルティナパラリンピックは、このメダルも合わせて日本勢4つのメダルを獲得し、10日間の大会が閉幕した。
(福島テレビ)
