愛知県一宮市で去年5月、妊婦が車にはねられて死亡し、その後生まれた長女が重い障害を負った事故の裁判。13日、長女の父親が出廷し、介護の苦労や将来への不安を話しました。

 一宮市で去年5月、妊娠9か月だった研谷沙也香さん(当時31)が車にはねられて死亡した事故では、帝王切開で生まれた娘の日七未ちゃんも脳に重い障害を負いました。

 車を運転していた児野尚子被告(50)は、沙也香さんに対する過失運転致死の罪のみで起訴されましたが、検察側はその後の訴因変更で、「日七未ちゃんに胎児機能不全を生じさせた」という文言を起訴内容に盛り込んでいます。

 13日、沙也香さんの夫・友太さん(33)が出廷し、「娘は脳が機能しておらず、痰の吸引などで24時間目が離せない状態」と日七未ちゃんの現在の様子を語り、「生活の全てが変わってしまった」などと涙ながらに訴えました。

研谷友太さん:
「私のほうが先にこの世を去るわけで、その後、今の状態の娘を誰がみるのかという不安は常にあります。神経を尖らせて毎日過ごしているような状況です」

 次の裁判は4月22日に開かれ、遺族の意見陳述などが予定されています。

東海テレビ
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