仙台市立の小学校で6年生の女子児童が、複数の男子児童から繰り返し、体を触られたり性的な言葉をかけられたりして、不登校となっていることが分かりました。
保護者側は3月13日、仙台市教育委員会に対し、被害を訴える児童が来週の卒業式に出席できるよう学校に対応を求める要望書を提出しました。
13日は保護者から相談を受けた、仙台市議会の伊藤優太議員が、仙台市教育委員会に要望書を提出しました。
要望書などによりますと、仙台市立の小学校に通う6年生の女子児童は、去年9月から11月にかけて、複数の男子児童から繰り返し、体を触られたり性的な言葉をかけられたりしたとしています。
保護者によりますと、女子児童は去年11月にPTSDと診断され、不登校の状態が続いていて、仙台市教委が今回の事案について、いじめ防止対策推進法の「重大事態」に認定したということです。
要望書では、被害を訴える女子児童が心身に不安を抱えていることなどから、学校に対し3月19日の卒業式で、関係する男子児童と一切、接触することがないよう求めています。
仙台市教育委員会教育相談課 藤田義雄課長
「学校として、できうる限りの対応を確実に図ってまいります。なお、本日の要望書を受けて引き続き学校とともに考えてまいります」
被害を訴える女子児童の父親
「私は何も悪いことしていないのに、なんで卒業式出られないのっていうことのほうが大きいのかもしれませんね」
父親はこれまで、仙台市教委と学校それぞれに対応を求めてきましたが、納得できるものではなかったと話します。
被害を訴える女子児童の父親
「学校側は学校側で立場もあって、教育委員会からも板ばさみになっている状態で、教育委員会に電話すると全て学校長の権限と言われちゃう。組織としてうまく稼働していないのかなと感じます」
市教委は仙台放送の取材に対し、「個別の事案には答えられない」としています。